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NV350キャラバン1型 走行距離10万キロ故障個所公開 耐久性の参考に(YD25DDTiディーゼル)

2024年1月7日、キャラバンの走行距離が10万キロ到達となりました。キャラバンを新車で購入したのが2016年の春ですから、およそ8年で10万キロ到達という事になります。

年間平均走行距離は約12500kmと、仕事車として使用していない割には結構走行距離嵩んでいる方かもしれませんね!

前置きはさておき、今回なんですが、走行距離が10万キロ到達記念!?という事で、NV350キャラバン10万キロ到達までに故障したところをご紹介していきたいと思います!

巷ではキャラバンの事を走る鉄屑などと揶揄する意見も耳にしますが、果たして私のキャラバンのケースではどうだったのか!?真実をお伝えしたいと思います!

車両情報
  • 年式:2016年
  • 型式:VW2E26
  • エンジン型式:YD25DDTi(ディーゼルターボ)
  • トランスミッション:5AT
  • 駆動方式:2WD
  • グレード:GXライダー
  • ボディ:ロングボディ標準幅
  • 定員:2/5人
  • カラーコード:KH3(スーパーブラック)
目次

車の使用状況・保管状況

故障個所を発表する前に、車をどのように使用していて、どのようなメンテナンス状況なのかをご紹介いたします。

使用状況としましては、仕事車ではなくて、主にレジャーでの使用です。使用する際はチョイ乗りは少なく、乗る時は大体数百キロを走行する形です。

チョイ乗りがかなり少ないのが功を奏しているのか分かりませんが、10万キロ到達した現在まで、DPF再生ランプが点灯したことは一度もありません。

長距離走行が多いので、エンジンに熱が入り、煤が蓄積しにくい状態になっているんでしょうかね。

因みにDPF再生を今まで一度もしたことがないので、そんな事があり得るのかと不安になって一度ディーラーで診断機をかけて貰ったことがありますが、異常なしとの事でした!

保管状況に関しては、カーポート保管。地面はコンクリート仕様です。朝日と夕日は当たりますが、日中は日陰で風通しも良い立地です。

メンテナンス状況

日常メンテナンスの基本となる洗車に関しては、クルマが汚れたら洗うといった形です。高圧洗車でボディ全体と下回りをしっかり洗っています。

ボディに関しては高圧洗浄後、市販のアルカリ性シャンプーで手洗いし、市販のスプレータイプのガラス系コーティング剤をかけながら拭きあげています。(CCIのスマートミストを使う事が多いです)

洗車後は車の隙間に溜まった水滴や、エンジン廻りについた水滴を乾燥させることを目的とし、市街地をドライブしています。

エンジンオイルなどの油脂類や各種フィルター類の交換、簡単な整備は基本的にDIYで交換行っています。エンジンオイルは5000km毎に交換していて、使用しているオイルは日産純正のクリーンディーゼルエンジンオイルです。

デフオイルは今まで3~4回交換していて、こちらも日産純正品を使用しています。

エアクリーナー、燃料フィルター、エアコンフィルターも何度か交換しておりまして、いずれもメーカー推奨の交換時期よりも早めに交換しております。

補機ベルト、いわゆるファンベルトはディーラーにて二年に一度交換するようにしています。

足回り、下回り、マフラーは年に一度油性スプレーにて防錆処置を施しております。シャーシブラック、マフラーの耐熱スプレーともに、モノタロウの製品を使用することが多いですが、特に不満な点はないですね!

走行距離10万キロのキャラバン故障した?故障なし?

まず結論から言いますと、私のキャラバンの場合新車購入から今まで、故障したことは一度もありませんでした!

どこか壊れていただろうと予想していた方々には申し訳ありませんが、故障はゼロです!ごめんなさいm(__)m 

故障がゼロだったという事は、エンジン、足回り、電装系、クルマ丸ごと全ての事を指します!エンジン回りに僅かなオイル滲みはあるものの、オイル漏れ、冷却水漏れなどもありません。

日頃のメンテナンスが良かったのか、運が良かっただけなのか、今のところ私のキャラバンにおいては絶好調と言える状態となっています。

走りも良いですし、燃費も新車時とあまり変わっていませんね!高速100km巡行だとリッター14km以上走ることもザラです。

消耗パーツに関して

今まで故障はゼロですが、流石に消耗品は何度か交換しております。以下今まで交換した部品と交換回数です。

10万キロ走行しましたが、リヤブレーキのライニングは殆ど減っておらず、一度も交換していません。重量物を積むことが殆どありませんので、ロードセンシングプロポーショニングバルブの制御が働く機会がないので、ライニングがほぼ消耗しないのだと思います。

内外装やシャーシの劣化に関して

約8年で10万キロ到達して致命的な故障個所は無かったのですが、車内やボディ全体の状態、塗装やシャーシの劣化具合はどのようになっているのか?

あくまでも私の一ケースとなりますが、ご紹介いたします。

内装の劣化具合

ダッシュボードの日焼け、色褪せなどは全く無いと言って良い状態です。フロントガラスはUVカット率100%なので、当然と言えば当然かもしれません。

革巻きステアリングの破れ、全シートの破れも今のところありません。しっかりとした素材が使用されている印象です。

外装品の劣化具合

塗装に関しては著しい劣化などは見られず、塗装剥げや割れありません。普段カーポート保管しているため、紫外線の影響を受けていないのがプラス要因なのだと予想します。ボディ外観の錆なども全く無しです。

ヘッドライトはほんの少しだけ黄ばみが発生していますが、ぱっと見では殆ど分からないレベルです。

外装品で劣化したところと言えば、フロントバンパーのメッキ調のモールがくすんだのと、ライダーグリルの端の塗装が少し剥げた事ぐらいでしょうか。

因みにフロント全体やフェンダー回りには無数の細かい飛び石傷が付いています。これらの傷は、気が付いたらすぐにタッチペンでタッチアップしています。

シャーシ足回りの錆具合

こまめにシャーシを洗車していたり、防錆スプレーを塗布しているためか、シャーシや足回り、マフラーに目立つ錆はありません!

ビスの頭など水滴が乾きにくい場所は少しばかり錆があるものの、8年10万キロ走行した車両の割にはかなり状態は良いと思います。

ブッシュ類の劣化に関して

新車購入から今まで、交換したブッシュは社外スタビライザーの専用ブッシュのみとなります。それ以外のブッシュに関しては、今のところ目視や乗り心地で異常は感じられません。

ただ、少しだけ気になる点として、エンジン始動時の振動がやや大きくなったような気がします。目には見えませんが、エンジンマウントがやや劣化しているのかもしれません。

さらに症状が顕著になってきたタイミングで交換を検討しようと思っています。

リコール履歴

NV350キャラバンが発売されてから今まで、十数回のリコールが発表されていますが、私の車両がリコール対象になったのは2回です。以下リコールの内容です。

  • エンジン制御コンピュータにおいて、OBD診断の警告灯点灯の設定が不適切なため、特定の診断項目で異常判定時に警告灯が点灯しない恐れがある。
  • 2017年9月に発覚した日産の新車不正検査問題。

いずれも自分の車両に関しては特に大きな問題もなくディーラーにて対処して簡単に済んだ事例でした。

日産の新車不正検査問題に関してのリコールでは車両に問題は無かったのですが、確か車検時の検査費用が無料になったと記憶しています。結構おいしいリコールでしたね(笑)

メーカー保証修理履歴

新車購入後から約2年経過した2018年頃から走行中デフから「コーン」という音がするような気がしました。このときは、気がする程度。走行性能や燃費には影響出ないので、しばらくはこんなもんだろうと放置。

その後、数年間かけて間に少しづつ音が大きくなり、後部座席に乗っている人から「この音ちょっと耳障りじゃない」と言われ、確かに耳障りだなと、私自身でも感じるようになり、ディーラーにて相談すると、私以外の車両でも同じ事例が多数報告されていました。

結果、デフの内部部品をアッセンブリー交換する事になりました。交換修理費用はメーカー保証のため無料。内部部分交換後、今に至るまでデフの「コーン」という音はしていません。

メーカー保証を受けたのはデフ異音発生時の一回だけです。

まとめ

今回は走行距離10万キロ達成を記念して!?今までの故障履歴をご紹介するというものでしたが、結果的に故障はゼロでした!

普段の乗り方、メンテナンスが良かったのかただ単に運が良かっただけなのかは分かりませんが、巷で走る鉄屑と言われるキャラバンでも今のところ絶好調です。

これからも大事に乗っていき、いくらかでも長く乗れるようにしていきたいと思います。

これから新型キャラバンを購入予定の方、今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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