※2019/7/5追記:荷室サイドバー最新版、強化固定バージョンはこちら!
※自作ルーフインナーバーの作り方はこちら
※自作バックドアハンガーポールの作り方はこちら
※ロッドホルダー最終形態はこちら
現在マイNV350キャラバンの荷室は暫く前にDIYで作成して取り付けたイレクターパイプロッドホルダー兼ルーフインナーバーが装着されております。現在の荷室の様子はこんな感じですね。
コンセプト
現状で特に不便さを感じていませんが、ルーフインナーバー(ロッドホルダー)に加え、荷室のサイド(ユーティリティナット部分)にイレクターパイプがあればさらに便利なのではないかと思い、増設してみる事にしました。コンセプトは快適性と機能性、拡張性を最大限に生かしたイレクターパイプの設置です!
台座の作成
まずはイレクターパイプを取り付けるための台座を作っていきます。用意したものは以下の通りです。※画像の材料は片側分です。
台座を左右分作るために必要な部品は以下の通りです。
名称 | 数量 |
---|---|
イレクタージョイントJ-113A | 4個 |
L字金具 | 4個 |
M6×15ボルト | 8本 |
M6ナット | 4個 |
M6バネ座金 | 8個 |
M6平ワッシャー | 8個 |
L字金具にイレクタージョイントJ-113Aをこの様に取り付けますが、穴の位置が合いませんのでドリルで穴を開け直します。
6mmのキリを使い穴を空け直すとこの様になります。
イレクタージョイントとL字金具をM6のボルトナットで固定します。ワッシャー類も挟んでます。
裏から見るとこんな感じですね。ここは10mmの長さのボルトでも良かったかもしれないですね。
同じ要領でもう一個台座を作ります。
荷室ユーティリティナット部に作成した台座を取り付けます。これでイレクターパイプが取り付けられる様になります。※反対側も同じように台座を作成して取り付けます。
イレクターパイプの加工
今回用意したイレクターパイプは1500mm(1.5m)です。左右1本づつ使用します。
1500mmのイレクターパイプをパイプカッターを使用し1170mmにカットして行きます!なぜこの長さなのかは記事後半で明らかになります!
イレクターパイプの片方にイレクタージョイントJ-59Cを取り付けます。ジョイントにガタが多かったので、ジョイントとイレクターパイプに穴を空けてビス止めしました。ちなみにボンド止めだと熱等の影響で徐々に抜けてしまったりしますので注意が必要です。
イレクターパイプのもう片方には20mm調整可能なアジャスターを取り付けます。マニアックな部品ですが、一応イレクターパイプの純正部品です!
これをもう1セット作りればイレクターパイプの加工は以上となります!使用した部品は以下の通りとなります。数量は左右分です。
名称 | 数量 |
---|---|
イレクターパイプ1500mm | 2本 |
イレクタージョイントJ-59C | 2個 |
アジャスター | 2個 |
完成画像
こちらが完成したイレクターパイプを車両に取り付けた状態です。
機能性
台座にはイレクターパイプが脱着可能なイレクタージョイントJ-113Aを使用していますので、このようにイレクターパイプを外す事が可能です!
外したイレクターパイプにはイレクタージョイントJ-59Cとアジャスターが付いていますので、この様にルーフインナーバーに装着可能!加工の際、イレクターパイプを1170mmにカットしておいたのはルーフインナーバーの高さに合わせるためのものでした!
柱の様に装着することでルーフインナーバーに重量物を積んだり、荷室を分割して使えるようにしてみました!足の部分は凹凸部分にも対応できるアジャスター仕様です。
インナールーフバーの高さなら場所を問わずにどこにでも装着可能になっています。
このように前側に装着することも可能です。
イレクターパイプを定位置に戻したときも色んな物が収納できて便利です!
ロッドホルダーの自作フックを取り外して移設することもできます。
2ピースロッドを掛けるのに丁度良いかと思います。
左右にネットを渡せば簡易ラックとしても使えますし、適当な板を渡せば即席の棚にもなりますね!
イレクターパイプを更に追加してやれば見栄えの良い棚も簡単に作れそうです。イレクターパイプはアイディア次第で使い方は無限大ですね♪大人の育脳アイテムです(笑)
今回はイレクターパイプを荷室左右に追加させてみましたが、今後なにか良いアイディアが思い浮かび次第随時追加していく予定です!
まとめ
NV350キャラバンの荷室には標準でユーティリティーナットが複数個所あり、イレクターパイプなどを設置するのにかなり都合がよいクルマです!イレクターパイプとジョイントは価格が安い上にアイディア次第ではなんでも作れちゃいますので、おすすめのアイテムですね!ルーフインナーバー、ロッドホルダー、棚、ベッドなど、兎に角色んな物が作れるとおもいますので、NV350キャラバンにお乗りの方はイレクターパイプ工作をしてみてはいかがでしょうか!イレクターパイプとジョイントは多くのホームセンターで販売していますので、入手も容易ですよ♪
ルーフインナーバー2020ver.動画
様々なところに少しづつ改良を加えた2020年5月現在のルーフインナーバーの様子です。ロッドホルダーやラゲッジレール、ハンガーポールの仕様も紹介しています。興味のある方はご覧いただければと思います!
コメント
コメント一覧 (3件)
イレクターパイプ、わたしも真似して工作しております、絶賛参考にさせてもらってます。
左右に渡してあるネットとパイプへの固定用のフック?はどこのものになりますか??
ホームセンターでちょうど良いサイズ感のものがなくて悩んでます。ユタカメイクの多目的ゴムネットを採用しようと思いましたが、サイズが小では小さく大だと大きすぎるので。
パイプへの固定も写真を見受けしていましたらかなりスマートにおさまっているみたいなので、もしよろしければ教えていただければ幸いです。
こばやんさま
ネットとフックは汎用品ですね。カーメイト製のゴムネット(バゲッジネットS IN525-5)とうものになります。
参考記事→https://nv350caravan.com/baggage-net/
記事がありましたね、ご回答ありがとうございます!
パイプへの取付具もバッチリでいい感じです。