NV350キャラバン(E26・YD25DDTi・2WD)をフロント約40mm、リア約63mmをローダウンしたことによって、乗り心地やコーナーリング性能、ハンドリングがどのように変化したのかを検証してみました。
NV350キャラバンのローダウンキットは様ざまなメーカーで販売されていますが、自分の車は殆どのパーツを玄武製(Genb)で統一しています。
乗り心地
ノーマル時の乗り心地はバン車としてはとても良かったです!いままで乗っていた車高調仕様のC35ローレルよりも良い印象でしたね。
これがローダウンしてどうなったのかというと、、、乗り心地は確実に悪くなりましたね(笑)ノーマル時の乗り心地が5点満点だとするならば、現在の乗り心地は2点って所です。
リアの乗り心地はさほど悪くなった感じはしませんが、フロントはダメですね。薄型バンプストッパー入れてるにも関わらず、道路の凸凹、つなぎ目、段差は確実に拾い易くなりました。
大き目のギャップを通過しようものならゴトゴトと音はうるさいし、ボディーに結構な衝撃が走ります。開けたばかりの缶コーヒーならこぼれるレベルです。案の定、バンプストッパーはガッツリロアアームに干渉した跡あり。
これを改善する余地はあるんですかね~!?社外ショック入れても劇的に乗り心地がよくなるとは思えませんがどうなんでしょう。前途しましたが、リアは突き上げ感もなく、乗り心地はあまり変わって無い印象。
コーナーリング
ノーマル車高時ワインディングを結構走りましたが、重心が高いせいか、もっさりとしたロール感があり、コーナーリングはちょっと怖い印象。
これが、ローダウン後はというと、確実にロール感が減りましたね!座席位置、目線(アイポイント)が変化したからというのもあるかも知れませんが、重心も低くなったのでコーナー進入スピードは以前より上げられるようになりました。
しかし、この事象についてはもしかするとローダウンと同時に取り付けたスタビライザーリンクアジャスターの効果も相まってるのかも知れません。
ハンドリング
ハンドリングはノーマル時と、ローダウン後では特に変わった感じは個人的にはありませんでした。ステアリングの原点も変わってませんし、しっかりとした直進性も保ててます。
ただ、体感はできていなくても、フロント車高を約40mmも落とせばアライメントは少なからず変化したはずなので、できるならアライメント調整を取り直した方が良いと思います!
光軸の変化
前後車高を均一に落としても、ライトの高さ自体が低くなるので、照射の範囲が変わります。車高の上げ下げをしたら光軸は取り直した方が良さそうで。自分の車もローダウン後は手前照射寄りになっちゃいました。
メリット・デメリット
今回は約2.5インチローダウンした事による様ざまな変化を検証してみましたが、メリット、デメリットをまとめると以下のようになります。
メリット
- 見た目がカッコいい※個人差があります
- 低重心でコーナーリングがし易くなる(気のせい?)
- 座面が低くなるので乗降が楽
- ガラス上部を掃除しやすい
デメリット
- 乗り心地の悪化(確実)
- 最低地上高の低下、縁石等注意
- アライメントの変化
- 光軸変化
- 改造費がかかる※DIYで作業しましたが10万越え
主なメリット、デメリットを並べてみると、デメリットの方が多くなっちゃいました(笑)ということでNV350キャラバンをローダウンしようとしているのであれば、ある程度の覚悟が必要というわけです!
なのでお勧めは出来ませんね!!
コメント
コメント一覧 (2件)
まだ、納車されていませんが、
NV350キャラバンの四駆ディーゼル
四枚ドア、グレードはDXになるのかな、
を購入しました
二駆のキャラバンと比べて明らかに車高が高い
カタログ上、同じなのに
で、車高をと思い読ませていただきましたが、、
10万か、、、やめとこって思いました
シソタロウさん
お金は結構かかっちゃいますよね、、、