NV350キャラバン、商用車を超えたなんて声も聞きますが、実際はそうでないところも多いです。
確かにバンっぽくない装備や乗り心地ではありますが、ドアの閉まる音や、重量感たるや、まるで軽トラックですよ(笑)
そこで、ついにデッドニング、ドアチューニングを決意いたしました!
持論ですが、常に荷物を積載している車ですので、音質向上しようにも周りの荷物の振動で音質の劇的向上は見込めないと思います。
特にこの本↓を読んでからはというもの、オーディオの在り方の考え方が変わりました。
エンクロージャどうこうとか、細かく考えずボディー叩いてみて軽そう音するところに制振材貼る感じで施工していきます。
僕のNV350キャラバンは車自体が騒音の塊のようなものですので、ダイナミックレンジも相当低いと思います。
ですので、僕が行うデッドニングとは音質向上の為と言うよりは、ドアの重量感や閉まる音が幾らかでも良くなってくれればというコンセプトです。
音質は二の次ですね(笑)音質を語るのにまず最初に行うべきは耳カス掃除だと思っております!
ということで今回はデッドニングをするうえで必要なものを過去の経験(過去2台デッドニング施工)からまとめてみました!
内張りはがし
デッドニングをするにはドアや天井などを剥がす必要がありますので、内張り剥がしは必須の道具となります!今ではセット品が通販で安く買えるので助かりますね!
自分はアストロプロダクツ製のセット品を使ってます。大体の内張りはこのセットでなんとかなります!ちなみに内張り剥がし以外にもビスを緩めるドライバーやラチェットセットなども、デッドニングには必要となります。
制振材・吸音材
デッドニングのメイン材料の制振材には多くの物がありますよね~!代表的なのは積水化学工業のレアルシルトで、現在デッドニング素材の王様的存在です。
次いで有名なのが日東電工のレジェトレックスでしょうか!?おそらくエーモンのセット品の制振材もこれです。その他オーディオテクニカとかもありますね。
過去2台施工したデッドニングはいずれもレジェトレックスを使用していましたが、今回はレアルシルトで行こうと思います。16枚入りセットの品番:RSDB-16を購入。
レアルシルトの弱点は単価が他の制振材に比べて割高であることですね(笑)その分他の製品より高品質であってほしいと願う。
吸音材も積水化学のもので統一しました。主にスピーカー背面に貼るもので、「レアルシルトディフュージョン:ESDS-02」です。
「反射、拡散、吸音」の効果があるんだそうです。素材はめちゃめちゃ軽量で剥がれ落ちの心配はなさそうでう。なお臭いは無臭でした。
キャラバンのドアやクオーターの厚みは相当薄いのでスピーカー背面に貼れるか不明です。ダメなら貼らない、それだけ(涙)
カッター類
今まで制振材はカッターやハサミで切っていましたが、レアルシルトの説明書ではロータリーカッターを推奨しているので、オルファのロータリーカッターL型45mmを買ってみました。実際切って見たらささくれ無く切れるのでナイスです!
実際にきってみたときの動画
普通のカッター、ロータリーカッターどちらを使うにせよ、カッターマットは絶対にあった方が良いと思います!メモリ付いてるのでカットが楽!あてがう定規も必須です!
圧着工具
レアルシルトはあまりにもゴリゴリと圧着させてしまうと、逆に接着力が落ちると言われています。そこで重宝するのが圧着ローラーです。安いので是非購入を!
ローラーが入り込まないところは竹べらやプラヘラで密着させます。個人的に竹べらはお気に入りですね!
脱脂剤
制振材や吸音材を張る面は必ず脱脂して、糊の付を良くします。面倒がって怠るとドアの内側に制振材などが落ち、直すのが面倒なことになったりします。
ウエスにパーツクリーナーを吹きかけるなどして脱脂しましょう!ブチルテープの処理にも必要だと思いますので、数本あると良いと思います。
保護手袋
デッドニング制振材を扱うときは基本的に保護手袋着用を!多くの制振材は表面に薄いアルミが貼られており、端(エッジ)は非常に鋭利です。
自分も過去に素手で作業して気づかないうちに手を制振材の端っこで切り、血だらけになった事がありますのでご注意を!
一覧表
デッドニングをする上で必要なものは上記で説明した通りですが、表にまとめると以下になります!これからデッドニングをDIYでチャレンジする方の参考になれば幸いです!
デッドニングに必要なもの一覧 |
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1.内張りはがし |
2.内張りを剥がす基本的な工具(ドライバー、ラチェット等) |
3.制振材/吸音材等(目的に応じたもの) |
4.カッター |
5.ロータリーカッター |
6.ハサミ |
7.カッターマット |
8.定規 |
9.圧着ローラー |
10.圧着ベラ(竹、樹脂製等) |
11.パーツクリーナーまたはシリコンオフ |
12.ウエス |
13.保護手袋 |
場合によってはこの表にあるものでは足りないかも知れません。作業内容によりますので、これが全てではありませんことを予めご了承くださいませ。
施工に関しましては、実施次第記事にしたいと思っています!乞うご期待!
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