クルマを乗っていてパンクする機会はあまり無いですが、確立がゼロでは無い以上、万が一って事もあります。因みに自分は過去に2~3回パンク経験アリです。
そんなときのために、自分のクルマのスペアタイヤの場所や、外し方は知っておいて損は無いと思います!
と言うことで今回はNV350キャラバンのスペアタイヤのはずし方です!※車載工具を使ったタイヤ交換方法はこちらから。
NV350キャラバンはパンク修理キットではなく、車両後下部にスペアタイヤが装備されています。
車載工具をセット
スペアタイヤを取り出すには車載工具のジャッキロッドとハンドルを使用しますので準備します。
ロッドを2連結してハンドルをセット。
バックドアの穴にロッドセット
バックドアをあけると赤丸部分に穴があります。
ここの穴です。
ここにジャッキロッドを差込みますが、傷防止のため、養生をした方がよいと思います。ジャッキロッドに布を巻くなどでもOKですね!
ロッドを差し込んでいきます。
穴の奥には溝があります。ジャッキロッド先端と噛み合うようにします。挿しこむ前にライトで確認しておくと作業がスムーズに進みます。
ロッドが奥まで入り、溝にはまった状態です。クルマに対して直角ではなく、上から見るとロッドが少し右に寄ってます(約10度)
タイヤ降ろし
ハンドルをセットし、反時計回りに回していきます。
タイヤが着地しても、ハンドルを目一杯まで左に回します。途中で回すのを止めると、後からタイヤが取り出し難くなるので注意!
タイヤを引っ張り出す
タイヤを車両下部から引っ張り出しますが、重いので大変ですよね!?でも安心してください!しっかり配慮されてます!
スペアタイヤに付いているバンドのボタンを外します。
バンドが手元に伸びますので、これを引っ張り、タイヤを下部から手繰り寄せます!
ある程度手繰り寄せると、ハンガーが出てきます。
これを外します。先ほど目一杯までハンドルを緩めたのはこのときの為にです。緩めておかないと、ハンガーが引っ掛かり、ここまでタイヤを引っ張り出せないです。
ハンガーが外れるるとタイヤを車両から分離できます。
引っ張りバンドを外してスペアタイヤ外しは完了となります。
スペアタイヤ掃除
外したスペアタイヤはかなり汚れてます。今回は訓練で外したので、洗ってから戻します。
まだ1年も経ってないのにやばい位の汚れ具合でした。
無論、ハンガーも気絶するほど汚れてましたので掃除しました。
スペアタイヤ収納部分の床は普段お目にかかれないので、タイヤ外したついでに錆びのチェックや、錆び止めなどの処置しておいた方が良いと思います。
タイヤの吊り上げ
パンクしたタイヤを、荷室に積まず、スペアタイヤ収納部分に戻す(吊るす)場合は基本的に取り外しの逆手順です。しっかりハンガーがハブホールにはまっているか確認しながら吊れば問題ないと思います。タイヤを荷室に積んだ場合はハンガーの巻上げを忘れずに!
動画版
一連の作業を動画にしてみました。よろしかったらご覧下さいませ!※タイヤ交換方法、スペアタイヤの外し方は取り扱い説明書にも載っていますのでそちらも必ず確認してください。
コメント
コメント一覧 (2件)
いざと言う時の為に一度は試しておこうと思いながら、なかなか実行出来ずにいました。今回勉強になりました。ローダウンし過ぎるとタイヤを引っ張り出せなくなりそうですね。
キャラバスさん
極端なローダウンだとやばそうですね!スペアタイヤは重いので、小型コンプレッサーとパンク修理キットのを携帯するのもアリかもです!