私のNV350キャラバンには純正バックカメラが装着してあり、バックをすると映像がメーター内のディスプレイにモニターされるようになっていますが、このたびバックカメラを増設してみる事にしました。バックカメラ2つもいらなく無い!?と思うかもしれませんが、今回はバックカメラと言うよりも、常時後方を確認するルームミラーの代わりとして取り付ける感じです。
私の車両のリヤガラスは常にサンシャードを取り付けており、いわゆるメクラ状態なので、ルームミラーだと後方確認できない状態ですので、後方をいつでも確認できるバックカメラ、モニターを付けてみようと思いました。純正カメラとは別の独立したカメラを付けることでより遠くをモニターできるので、便利かなと、思った次第です!(いやいやサンシェード外せよ〇ケがと言う声が聞こえてきそうですが)
有線か無線か?
バックモニターには有線タイプと無線(ワイヤレス)タイプがありますが、今回はワイヤリングが劇的に楽な無線タイプを取り付けてみる事にしました。正直ハイエースやキャラバンを有線でカメラを取り付けとなると、かなり面倒なのでやりたくないですよね(笑)昔は無線カメラなんて無かったのですが、今は安価で買えますので、良い時代ですね。
AUTO-VOX TD-2
今回取り付けるワイヤレスバックカメラはAmazonで購入したAUTO-VOX TD-2という中国製のもので、価格は13500円でした。モニターやカメラが全て揃ったセット品となります。カスタマーレビューもまあまあ良い方でしたので、超絶〇そな商品ではないと思われます。とは言えレビューはあくまでも目安で、自分はいつも低レビューをしている方の意見をチェックするようにしています。ああいったレビューワーはメーカーから商品提供され、商品が良い物でなくても、最高評価したりしている場合もありますからね!
基本仕様
モニター仕様 | |
---|---|
液晶サイズ | 4.3インチ |
使用電源電圧 | DC12Vから24V |
動作温度 | -20℃~65℃ |
解像度 | 480×272P |
サイズ | 120×80×20mm(幅、高、奥) |
出力 | 正像/鏡像 |
ガイドライン | ON/OFF切替可 |
カメラ仕様 | |
---|---|
イメージデバイス | 1/3インチカラー |
解像度 | 480×272P |
サイズ | 35×25×29mm(幅、高、奥) |
画角 | 対角線110° |
防水性能 | IP68 |
電圧 | DC12Vから24V |
ホワイトバランス | 自動調整 |
露出 | 自動調整 |
動作温度 | -20℃~65℃ |
保存温度 | -35℃~70℃ |
最低照度 | 0.1lux |
付属品や外観画像
取説は日本語仕様で取付け方まで詳しく書かれています。ワイヤレスバックカメラなので、モニターとカメラの電源確保だけしてしまえばあとは簡単ですけどね!保証書は取説の最後の方のページにあるので、取説は失くさないように大事に保管しておいた方が良さそうです。保証期間は購入から1年です。
モニター
画像受信機付きの4.3インチモニターはシガーソケットから電源を取る仕様になってます。ソケットには3A出力のUSB付きなのでこれを介してスマホの充電も可能ですね。スマホスタンドはジェル吸盤でダッシュボード、ガラスどっちも取り付け可能かと思います。コード長は余裕の約4mなので、大きなクルマだったり、複雑な配線取り回しをしても余るかと思います。モニターの設定は背面にあるボタンで行います。ボタンが少ないので直感的に操作できます。
カメラ
カメラは想像してたよりも大きめでした。画像の送信機はケーブルの途中に付いている細長いボックスのようですね。ケーブルの全長は3.5mとこちらも余裕の長さです。注意したいところが、バックカメラ自体は防水仕様ですが、送信機やもう一つの基板ボックスは非防水なのでこれらを車外に取り付ける際はカバー等で防水処置をする必要がありそうです。乗用車ならなんとか車内設置できますが、平ボディなどのトラックへの設置はひと手間かかりそうです。
動作テスト
この手の海外メーカー品は日本のメーカー品と比べて不良品の確立が高いですので、車に取り付ける前にモバイルバッテリーで動作確認してみました。無事起動して映像もモニターに映り安心しました(笑)
画質は微妙
気になる画質なんですが、正直微妙ですね。思っていたより悪いと言うのが正直なところ。今回の目的としては後方の状況がある程度確認できればよいという感じなので、良しとしましょう。このままゴミ箱行きにするのもちょっと勿体無いですからね(笑)買ったからには一応使ってみます。
電波干渉確認
こちらの製品は障害物の無いところだと直線距離100mまで電波が飛ぶらしいです。ならば障害物だらけの家の中ではどうか!?気になったので、モニターを持ち歩いて家の中の部屋を全部(建坪約40の2階建て/風呂やトイレ、押入れ含む)回ってみました。結果、全部屋で電波は途切れることなく、カメラの映像はしっかりモニターに映っていましたね。しかし、実際路上に出れば多くの無線電波が飛んでいますので、家の中での結果とは異なると思います。そもそもエンジン始動すれば自分のクルマからも何らかのノイズなども出るでしょうし。
タイムラグ
カメラの映像がタイムラグ無くモニターに映し出されているか検証するため、カメラの前で指をグーパーグーパーさせてみたところ、ほんの少しタイムラグがあることが分かりました。時間で言うとどれ位かと言えば0.5秒位でしょうか!?実際の動きよりもほんのちょっとだけ遅れて映るようです。ただ単にバックするためのバックカメラという使い方においては特に気にする事もないとおもいますが、バックミラー代わりに使用する場合、常にこのタイムラグがあることを意識する必要がありそうです。特に高速走行中はモニター映像を100%信用するのは危険ですね。コンマ何秒とは言え、車は凄い距離を移動していますからね。
車両への取り付けは後日
動作確認が取れたので後は実際に車に取り付けていきますが、実はまだクルマに取り付けていませんので、今回の記事は一旦ここで終了!取り付け完了後また更新します。
取り付け中止しました
車両への取り付けは後日というところまでブログを書いた数日後、AUTO-VOX TD2を車両に取り付けるため、一旦仮付けし路上を走るとどんな感じになるのかテストしてみたところ、やはり映像のタイムラグが気になり、常時後方確認用モニターとしてはイマイチと判断し、今回このバックカメラを取り付けるのを中止しました。
あとタイムラグのほか、画質と画角も自分が求めているイメージと違っていたのも取付けをやめるに至った要因ですね。購入時商品の仕様は一応見ておいたのですが、実際に車に仮付けし路上テストしてみたら、なんかな~って感じです。屋内での動作テストでは知り得なかった、不満点がありました。無線だから取り付け簡単でいいかなと思ってましたが、自分がイメージしていたのとちょっと違ってましたね。
いすゞエルフトラックに取り付ける事に
折角万金払って買った商品、そのままゴミ箱行きも勿体無いのでセカンドカーのいすゞエルフトラック2tにバックカメラとして取り付ける事にしました。やはりこの商品は常時モニターではなく、バックカメラとしての使い方が正しいのではないかと思います(笑)
コメント
コメント一覧 (4件)
いつもお世話になっております。
現在、私も同じようなことを考えており、ミラーモニターの施工を始めたところです。
一旦施工はしたのですが、海外製の10.2インチのミラーモニターが思いのほか曲者でして、車両乗り込みエンジンをかけ、ミラーモニターの電源を入れたのち、ドアを開け、閉めた際にキーが見つからないというエラーが出ます。
取りあえずはミラーモニターの電源を一旦切ってしまえば、そのようなエラーはインフォメーションから消えます。
ただ、ルームミラーのすぐわきにはETCの受信機もあるために、こちらへの干渉があった場合にはかなり厄介なこととなりそうです。
現在、ミラーモニターの内部へのシールドは行いましたが、今後電源系へのフィルタリングを行う予定です。
また効果が見られた場合は、当方のページで紹介したいと思います。
Cheffさん
こんにちは!
電波干渉ですか、ETCに影響出ると厄介ですね!
海外製無線製品は「技適マーク」が無く下手すると電波法違反となるのでやばいですよね!
書き忘れましたが、カメラとモニター間は有線接続です。
従いまして、いわゆる無線の技適認証は関係しないと思います。
ただ、実際に、このモニターを使用された先駆者の方々も、この曲者に、手を焼いている様子です。
一筋縄とは行きませんが、まだ打つ手立てはあるとのアドバイスもいただいてますので、 試そうと材料を手に入れている最中です。
Cheffさん
有線接続の方が確実で安心ですね!無線は色々と問題多いです(涙)
モニター接続頑張ってください!