現在私のNV350キャラバンのオーディオ環境は、イクリプスナビAVN-G03をメインユニットととし、カロッツェリア(パイオニア)のコアキシャルスピーカーTS-J1710Aがフロントドアと荷室に取り付けてあり、4スピーカー仕様となっております。
それから一応スピーカー設置周りのデッドニング、内張りの防音処置もしてある状態ですので、音響はそこそこかと思います。
とは言え、現在の仕様はコアキシャルスピーカーがドアの足元に設置されている状態ですので、高音が多少濁った感じに聞こえてしまうんですよね。
これを手軽に解決してくれるのが後付のツイーター設置。特別「音」に拘りはありませんが、この度フロントに後付ツイーターを取り付けてみる事にしました。
ツイーターをより耳元に近い位置に取り付けることで、これで今まで以上に高音が再現されるはずです!
※本来はトゥイーターという記載が正しい呼び方だと思いますが、本記事ではネットで多く検索されている「ツイーター」と記載しています。
カロッツェリアTS-T440
今回取り付けるツイーターは現在装着中のスピーカーのメーカーと統一したかったのでカロッツェリアのチューンアップトゥイーターTS-T440を選びました。
このツイーターはカロッツェリアの後付ツイーターのラインナップの中で一番リーズナブルなモデルで、ネットの実勢価格は4000円前後となっております。
安いですよね!ビックリするほど安いので製品的に大丈夫なのかと心配になるかと思いますが、カスターレビューを見ると、高評価が圧倒的に多く、コスパの高さが伺えますので安心です。
TS-T440基本仕様 | |
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スピーカー構成 | 2.9 cmバランスドドームトゥイーター、ハイパスフィルター |
瞬間最大入力 | 160W |
定格入力 | 35W |
再生周波数帯域 | 1400 Hz~58000 Hz |
出力音圧レベル | 88dB |
インピーダンス | 6 Ω |
重さ(1個) | 0.049 kg |
付属品 | 取付金具(スペーサー固定用)外径小×2、取付金具(トゥイーターユニット固定用)外径大×2、クッション(薄手)×2、クッション(厚手·袋入り)×2、ネジ(φ4mm×14mm)×2、ネジ(φ3mm×7mm)×2、コの字金具×2、ネットワークコード×2、取扱説明書、保証書 |
●設置
基本的な取り付けは、ピラーまたはダッシュボード、ドア内張りに配線通しとステー設置用の穴を空けてビス止めして取り付ける形となりますが、どうしても穴を空けるのが嫌だという場合は、付属してくる両面テープで固定しても大丈夫だと思います。
私は穴を空けたくない派ですので、両面テープのみで固定しています。ただしこの場合ですと、ダッシュボードへの取り付けに限ります。ピラーやドア内張りに取り付ける場合はビス止めしないと強度的に不安があります。
●配線
配線接続に関しては、フロントスピーカー出力にツイーターの配線を割り込ませるだけです。付属ハーネスはありがたい事に分岐ギボシ仕様となっていますので、カーステ裏のスピーカー出力配線に割り込ませれば接続は簡単ですね!
面倒なのは配線の取り回しくらいです。ドアの内張りにツイーターを取り付ける場合、ドアスピーカーから配線を分岐することになると思いますので、配線の取り回しも面倒になります。
スピーカーを並列接続する際に、合成のインピーダンスがメインユニットやアンプの負荷インピーダンスの適合範囲を下回る場合、メインユニットやアンプが熱を持ち、火災や故障の原因になるとの事なので注意が必要です。
取り付け方
前述した通り、カロッツェリアのチューンアップトゥイーターTS-T440の取付け方はザックリ言えば、ツイーターの固定、そして配線をフロントスピーカーの出力に割り込ませるだけとなります。
以下は今回私がツイーターを取り付けた手順となります。至らない点も多々あると思いますが、何らかの参考になれば幸いです。
取り付け位置の確認
配線の取り回しや内装の加工なども念頭に、ツイーターをどこに設置するのかを検討。今回私は内装無加工での取り付け、そしてピラーパネルなどの着脱のメンテナンス性も考え、ツイーターをダッシュボード隅に取り付けることに決めました。
説明書ではツイーターをビス止めすることになっていますが、私は両面テープのみで固定します。
配線接続
カーオーディオを取り外し、フロントスピーカー左右の配線にツイーター付属の分岐ギボシを割り込ませます。プラスマイナスの極性を間違うと折角の音質アップが、逆に音質低下となってしまいますので、極性はしっかり確認して取り付けます。
配線の引き込み
ツイーター配線をピラー根元まで引き込みます。ツイーター取付けで一番面倒なのがこの作業かもしれませんね。配線を目立たないようにしっかり引き込むには、ステアリング下の内装やAピラーパネルを取り外す必要があります。
助手席側は、エアバッグなし車両の場合、ダッシュボードのグローブボックス(インストボックス)を取り外して配線引き込みを行うと楽です。
ツイーターの固定
配線接続が済んだら、実際に音を鳴らしてみて、ツイーターをどの位置で固定したら自分の耳に心地よく聞こえるのかを確認し、取り付け位置を確定します。
取り付け位置が決まったら、付属の金具と厚手の両面テープを使用し、ツイーターを取り付けます。本来ツイーターはビス止めする事になっていますが、ダッシュボードに設置する場合は、両面テープのみでもかなりしっかり固定されます。
なお、左右のツイーター取り付けの前後位置が揃うように、今回は丁張りを使用しました(笑)こういうのって、左右均等に設置したいですからね!
ツイーターを固定したら、引き込んだ配線をまとめておきます、あとは外した部品を元に戻してツイーターの取り付けは無事完了となります!
TS-T440取り付けレビュー
カロッツェリアのチューンアップトゥイーターTS-T440の取り付けが完了したので、早速様々な音楽を再生してみると、、、これ最高ですね♪
今までドアスピーカーのみだったので、高音がどうしても濁り気味だったのが、明らかにクリアに聞こえるようになりました!
表現するのが難しいですが、今まで下の方から聞こえていた音が、フロントガラス正面から音が鳴る感じですかね。臨場感が超が着くほどパワーアップしています。
イコライザー調整によっては更に自分好みの音に近づけられそうです!
ちなみに一般的にコアキシャルスピーカーにツイーターを追加すると言うのは邪道とされていますが、自分の感覚がおかしいのか分かりませんが、気になりませんね!まあセパレートタイプにすればもっと良い音になるのかもしれませんけども。
今まで、特に音にも拘っていませんでしたし、何よりツイーターを取り付けるのが面倒なのでスルーしていましたが、こんな低価格でここまで音質がレベルアップするのであれば、もっと早くに後付ツイーターを取り付けていればよかったです♪
という事で、今回はNV350キャラバンに後付ツイーターを取り付ける方法をご紹介してみました!今の音質に不満があるキャラバンオーナーの方は、是非ツイーターの取付けを検討してみてください!効果は抜群だと思います!
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