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NV350キャラバン 約30000km走行した燃料フィルターの中身とは(ディーゼルYD25DDTi)

NV350キャラバンの燃料フィルター交換時期である30000kmにまもなく到達するという事で、燃料フィルターを新品に交換しました。


取り付けたフィルターは日産純正品となりますが、数年前と品番が異なっておりました。何か細かいアップデートがあったのかもしれません。

日産純正のフューエルフィルター品番は16400-3XN0C


燃料フィルターの交換方法やエア抜き方法は過去のブログで紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。↓↓↓

燃料フィルター交換履歴
  • 1回目:2017/7/1 走行距離25000km
  • 2回目:2019/5/30 走行距離50000km
  • 3回目(今回):2022/5/11 走行距離79500km
目次

燃料フィルターを分解してみる

今回取り外した燃料フィルターはただ捨てるのではなく、折角なので分解して内部フィルターの汚れを確認してみる事にしました。

燃料フィルターのケースは硬く丈夫なので、分解にはレシプロソーを使用。地道にカットしていきます。


こちらが分解した30000km走行の燃料フィルター。フィルターの半分以上が黒くなっていますね。


メーカー推奨の交換時期でこれ位汚れているのですから、それを無視して使い続けているとやはりエンジン不調や故障に繋がる恐れがありそうですね。

ディーゼル車の燃料フィルター詰まり症状例

ディーゼル車の燃料フィルター詰まりでは、燃圧不足による加速不良などが挙げられます。

以前友人が乗っていたE25キャラバン(ディーゼルZD30DDTi)の例ですと、坂道でいくらアクセルを踏み込んでも、50km以上速度が出ないという事がありました。

その後整備工場に修理に出したところ、燃料フィルター詰まりが原因である事が判明し、燃料フィルター交換後無事復活!ZD30DDTi本来の鋭い加速を取り戻しました。

燃料フィルター詰まりの症状例
  • エンジンが高回転まで吹け上がらない
  • アクセルレスポンスが悪い
  • エンジンの出力低下
  • アクセルを目いっぱい踏んでもスピードが出ない

燃料フィルター交換の重要性

近年のディーゼルエンジンは燃料噴射の高圧化やインジェクター高精度化が進み、従来は特に問題とならなかった燃料中の小さな異物も、大きなトラブルに繋がる原因となります。

ディーゼル車においては、エンジンの特性上、燃料フィルターの定期交換は結構重要ですのでメーカー推奨の交換時期にしっかりと交換しておくべきですね!

燃料フィルターの役割

燃料フィルターは、燃料中の異物(砂、金属、カーボン、繊維等)の捕集や水分を分離することで燃料噴射装置の保護する役割をしています。

メーカー推奨の定期交換時期を過ぎたまま使い続けると、燃料フィルターが目詰まりし、本来の捕集性能や水分分離機能が失われてしまします。

その結果、燃料噴射装置の保護機能が低下し、燃料噴射装置の寿命を縮めてしまう可能性があると言われています。

燃料噴射装置が故障してしまうと、修理料金もかなり高額になる事が予想されますので、やはりディーゼル車の燃料フィルターは定期交換必須ですね。





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