新車購入後、初の燃料フィルター交換をしてみました。現在の走行距離は25000km。YD25DDTiディーゼルエンジン。
メーカー指定だとフューエルフィルターは30000km、又は2年毎の交換を推奨していますが、新車購入後初交換ということで、ちょっと早めの交換です!
ディーゼルエンジンはフィルター交換後、エア抜きが必要で、なかなかエンジンがかからないといった事も耳にしますが、果たしてどうなるか!?
特に前モデルのE25はエア抜きが大変との噂も!?E26では改善されているんでしょうか!?
といった不安もありますが、とりあえずやってみました(笑)念のためエア抜きが上手くいかず、セルを回しすぎてバッテリー上がりを起すことも想定して、救済車がいつでも来れる状態に車を止めて作業を行いました。
NV350キャラバンディーゼルエンジン(YD25DDTi)に適合する燃料フィルターと品番↓
燃料フィルターの場所
さっそく交換作業に入ります。NV350キャラバンディーゼルの燃料フィルター位置は、運転席後部の下部にあります。
シートを前に出し、カーペットをめくるとサービスホールがあり、2つのクリップをひねって外すと開けることが出来ます。
サービスホールが開きました。
シートは外した方が作業が楽
サービスホールが開いても、シートがあると作業し難いので、シートは外した方が良いと思います。
シートの外し方は簡単ですし、やはり作業スペースが広いと良いですね~!
フィルターの取り外し
赤丸部分の部分が燃料フィルターですが、配管やプライミングポンプが邪魔で直ぐには外せませんね。
フィルター固定ステーを外して、様子を伺います。
固定ステーを外したらフィルターがある程度動くようになったので、この段階で配管を1箇所(リターンホース)を外しました。配管を外すと燃料がしたたり落ちてくるので、ウエスを準備しておくとよいと思います。外したホースには栓をしておくとなお良いですね。
プライミングポンプの固定ステーを外します。10mmサイズのナット2本です。手が入り難いので手こずります(汗)
ステーが外れました。これが外れるとあとは簡単に各配管を外せます!
クランプを緩めて残りの配管を外します!
ここまでくれば取り外し作業は終盤です。
フィルターを持ち上げてくると、フィルター下部に水位警告センサーカプラーがあるので外します。
このカプラーは厄介で、精密ドライバー等でロックピンを外してやらないと外せません。
ようやくフィルターが外せました~!勝手が分からず手こずりましたが、今後は要領よく作業できそうです。
取り付け方法
取り付けは分解の逆手順でOKです!※使用するフィルターの品番はこちらからどうぞ。
全ての配管が正しい位置に取り付けられているか、閉め忘れがないかチェック。
エア抜き方法
フィルターが正しく取り付けられたらエア抜き作業が待っています。
プライミングポンプを固くなるまで(抵抗が出るまで)シュポシュポとモミモミ!意外なことに10~15回モミモミしたらジュボジュボと抵抗が出てきて固くなりました。
もうカッチカチ状態ですので、エンジンスタート!セルを回すと直ぐにエンジンがかかりました(笑)すんなりエア抜きできたので拍子抜けしました。
燃料フィルター~フューエルポンプ間のフィード側(供給側)でホースを外し、プライミングポンプを操作して燃料を出します。その際、燃料がこぼれ落ちてきますので、受け皿等を準備してこぼれない様にしましょう。
サービスホール、シートを元に戻して燃料フィルター交換は完了です!次回は55000kmで交換予定です。
25000km走行のフィルター中身
作業とは関係ありませんが、今回取りはずした燃料フィルターを切断して中身を覗いてみました。下半分が真っ黒でした!定期交換必須ですね!
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