世間からNV350キャラバンはハイエースのパクリとよく言われたりしますが、細かいところをみると、違いは結構あったりします。
そもそも、キャラバン、ハイエースは箱車なので、グリルやライト、テールランプ位しか差別化出来ないと思うのは自分だけでしょうか!?(笑)
例えば軽トラック、あれだって全体的な形状はどのメーカーも同じです。車に詳しくない人からすれば、どのメーカーもひとくくりに「軽トラック」でしかないと思うんですよね!
そんな感じで、ハイエース、キャラバンもぱっと見は形は殆ど一緒なのですが、細かいところに目を向けると違いがあります。
ルーフ形状の違い
ハイエースとNV350キャラバンの違いは結構ありますが、今回はルーフ形状の違いについて。
200系ハイエースや前モデルのE25キャラバンは、「ドリップチャンネル構造」を採用していますが、NV350キャラバンは、ドリップチャンネル構造は採用されていません!
こちらはハイエースです。200系の現行車でもドリップチャンネルが付いています。
こちらはE25キャラバン。ドリップチャンネルが付いていて、古さを感じます。。。
そもそもドリップチャンネルとは何かと言いますと、「雨どい」ですね。昔は乗用車にも採用されていましたが、生産性の問題や審美性のため、現行車では商用車位しか採用されていないと思います。
そしてこちらがNV350キャラバンです。ルーフドリップチャンネルが採用されておらず!しゅっとしていて「スタイリッシュ」で、バン車とは思えませんね!
ルーフキャリアの取り付け可否
200系ハイエースは未だにドリップチャンネルを採用していて、ルーフ形状は古さを感じますが、そのドリップチェンネルが付いているがゆえ、種類豊富なルーフキャリアが簡単に取り付け可能です!
そこで疑問に思うのが、ドリップチャンネルが無いNV350キャラバンにルーフキャリアって付けれるのかどうか!?
キャラバンも荷室は十分広いですが、仕事車なら長ものや脚立を積む機会も多いです。そんなときはやはりルーフキャリアがないと不自由ですよね。
でも安心してしてください!NV350キャラバンにもルーフキャリアは取り付け可能です!
ルーフキャリアはボルト止め
ドリップチャンネルを採用していませんが、標準でルーフにねじ山がセットされており、そこにルーフキャリアをボルト止めできるように工夫されています!
さすがに商用車でルーフキャリアが取り付けられないのは致命的。その辺は日産もハイエースに負けないように配慮しています。通常時はこのようにボルトキャップが止めてあり、ルーフキャリアを取り付けるときはこのボルトキャップを外して取り付けます。
ルーフの形状はこちらの動画からも確認できますので、よろしかったらご覧下さいませ。
種類も豊富
NV350キャラバンのルーフキャリアは純正はもちろん、社外品も数多く販売されいます!
取る付けもルーフのボルトを外して取り付けるだけの簡単な物が多いので、ルーフキャリアはDIYで取り付け可能かと思います。
値段は高価ですが荷室に収まらない物を積んだり、積載物が多いユーザーにはおすすめなパーツですね!
ということで、今回はハイエースとNV350キャラバンのボディー形状の違いと、ルーフキャリアについての記事でした!
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