ホームセンターの適当な板材と矢崎のイレクターパイプ部品を組み合わせて、折り畳みセカンドテーブルを制作しました。
作りはシンプルですが後席の快適性が格段にアップすること間違いなし!取り付けも簡単で仕切り棒にはめ込むだけです!
今回の記事ではセカンドテーブを作る際に必要な材料や部品、部品配置図(設計図)をまとめましたので、DIYで後席のセカンドテーブル作りを考えている方の参考になればと思います。
200系ハイエースも作り方はほとんど同じ!異なるのは支柱の長さのみ!

自作折り畳みテーブルの仕様紹介・特長
テーブル天板のサイズは910mm×300mm×15mmのアカシア集成材です。ホームセンターのDCMで購入しました。無塗装と塗装品の2種類が売られていましたが、塗装されている方を選びました。硬くて丈夫そうな材です。4隅の角はジグソーで切り落とし、アール加工をしています。
ホームセンターに行くと910mm×300mmサイズの板を多数取り扱っていますので、お好きなものを購入すれば大丈夫かと思います。天板のおすすめサイズは910mm×300mmで、厚みは15mm以上です。
薄すぎると強度が不安ですし、イレクター部品取り付けビスも短くなってしまうので取り付け強度も心配です。

ドリンクホルダーはAmazonで購入したステンレス製のものを使用しています。内径84mm×深さ55mmです。

カップホルダー部の穴開け加工にはAmazonで購入した85mmのホールソーを使用しました。

テーブルの角にはAmazonで購入したエッジモールを貼り付け、小物の落下防止機能を備えました。見た目も良くなり高見えするのもポイントですね!

テーブルの支柱下部分にはアジャスター機能の付いたキャップを取付けています。これでフロアマットの厚みなどによる水平の誤差を修正できます。

支柱を収納して折りたたむとこのような感じになります。スッキリですね!

テーブルの裏はこのようになっています。

後席のシートを収納した際はテーブを縦方向に取付けられるようにもしてみました。

材料・部品一覧
折り畳みセカンドテーブルを制作した際に使用した材料、イレクターパイプ部品の全てをご紹介いたします。


部品名・品番 | サイズ等 | 参考価格 | 購入場所 |
---|---|---|---|
天板×1 | アカシア集成材 910x300x15mm | 2000円 | ホームセンターDCM |
カップホルダー×3 | ステンレス 84mm×55mm | 400円 | Amazon |
エッジモール | 5×15 mm(4m巻き) | 2000円 | Amazon |
イレクターパイプ部品 JB-113B GR×4 | Φ32用 | 169円 | モノタロウ |
イレクターパイプ部品 J-46 S BL×2 | Φ28用 | 77円 | モノタロウ |
イレクターパイプ部品 J-103 S BL×2 | Φ28用 | 100円 | モノタロウ |
イレクターパイプ H-900 S BL×1 | 900mmをパイプカッターで長さ620mmにカット | 500円 | ホームセンターDCM |
イレクターパイプ部品 EF-1200S BL×1 | Φ28用 | 242円 | モノタロウ |
イレクターパイプ部品 GAP-4P-BK×1 | Φ28用 | 34円 | モノタロウ |
イレクター部品 JB-113B GR/J-46 S BL固定ビス×8 | 4×16タッピングビス | 数百円(複数入り) | ホームセンターDCM |
イレクター部品 J-103 S BL固定ビス×6 | 3.5×16皿ビス | 数百円(複数入り) | ホームセンターDCM |
Φ32のイレクターパイプ部品はホームセンターで取り扱っていない事が多いです。Φ28のイレクターパイプ部品は多くのホームセンターで取り扱っています。

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イレクター部品の取り付け位置寸法(設計図)
イレクター部品の取り付け位置は、仕切り棒の出っ張り部分を避ける必要があります。また、ドリンクホルダーの配置も、折り畳み収納時に仕切り棒に干渉しないようにする必要があります。

参考までに私が制作した際の取り付け位置寸法を記しておきます。この通りに部品を取り付ければ全く同じ仕様のテーブルを作ることができるはずです。

セカンドテーブル作りのポイント
イレクター部品を使用した折り畳みセカンドテーブルは、比較的簡単に作る事ができるのですが、ネックになってくるのがイレクターパイプのカットと、ドリンクホルダー部の穴開けですね。

いずれも専用ツールが必要となります。イレクターパイプをカットするためには汎用(はんよう)のパイプカッターが必要となりますし、ドリンクホルダーの穴あけにはホールソーと電動ドリルが必要となります。
イレクターパイプのカットに関しては、モノタロウでカット販売もしていますので、そちらから購入すればパイプカッターは不要となります。

やはり問題はドリンクホルダーの穴開け加工ですね。こればかりは自前でホールソーと電動ドリルを用意しないとどうにもならないです。
ただし、テーブルを作るためだけにそれらのツールを揃えるとなると予算的に跳ね上がってしまいますので、考え物ですよね。
適当な板にイレクター部品とイレクターパイプの支柱を取付けただけのシンプルテーブルなら、超簡単に作る事が出来るのですが、やはりセカンドテーブルと言えばドリンクホルダーあってこそですからね。
ホールソーや電動ドリルをわざわざ購入する事に抵抗がある方は、メルカリやヤフオクで売られているセカンドテーブルを購入するのもありです!
少し割り高でデザインや機能性の自由度は下がりますが、手間や電動ツールを揃える費用を考慮すればよい選択かと思います!
見た感じだと大体8000円位から販売されているようですが、販売者は個人の方が多く素材の品質や技量にバラツキが見受けられます。
ヤフオクやメルカリで購入する際は販売実績やレビュー数、画像をしっかり確認してから購入する事をおすすめします!
こちら↓は別バージョンの折り畳みテーブルです。こちらも参考にしてみてください。

こちら↓はAmazonで見つけたしっかりとした製品のキャラバン用テーブルです。価格はそれなりにしますが、支柱が無く、足元も広々な製品です。機会があれば私も購入してみたいですね!
200系ハイエースにも取付け可能!
今回紹介したセカンドテーブルなんですが、実は支柱のパイプの長さを微調整するだけ200系のハイエースにも取り付け可能となっております!
そんなはずあるかと思うかもしれませんが、そうなんです!
奇跡的にハイエースの仕切り棒とキャラバンの仕切り棒の径がΦ32なので取付けが部が互換するんです!微妙に異なるのはテーブルの支柱の長さだけなんです!
という事で今回の記事はキャラバン乗りの方は勿論のこと、200系ハイエースオーナーの方にも参考になれば幸いです!
動画
テーブルの取付けや折り畳みの様子を動画でご覧いただけます。
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