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【新車】現行3型キャラバン4WD 中温冷凍バンを見学してきました 4N16ディーゼルエンジン

友人が勤務する会社で現行キャラバン(3型)の中温冷凍バンを新車購入したとの事で現車を見学してきました。

キャラバンの 中温冷凍バンは日産でワークユースビークルとして販売していますが、なかなか見る機会がありませんので、興味深かったです。

現在自分が所持しているNV350キャラバン1型との内装の違いなど、気づいた点も色々ありましたので、ザックリではありますが、ご紹介したいと思います。

車両情報
  • 型式:3DF-VN6E26
  • ベースグレード:DX4ドア
  • 乗車定員:3人
  • 最大積載量:1000kg
  • 駆動方式:4WD
  • エンジン:4N16ディーゼル
  • ミッション:7M-ATx
  • 冷凍機:サーモキング製
  • 荷室保冷庫:日本トレクス製
  • 価格:500万円後半だそうです
目次

外観

ヘッドライトはハロゲン仕様。グリルは塗装と素地のコンビネーション。日産ロゴは新タイプです。フォグランプは無し。


前後バンパーには標準でソナー付きでした。最近の車は標準で安全装備が多い分、電子部品も多くなり、車両価格も高いですよね。各種センサーが故障したら色々と面倒だし、お金もかかりそうで長く乗るのが怖いような気がします。ぶつけて板金修理するときも何かと手間もかかるでしょうし。


リヤのサイドガラスはパネル(鉄板仕様)です。パネル仕様の実車を近くで見るのは初めてです。


バックドアはパネルではなくてガラスでした。コンビネーションランプはLED仕様ではなくて、電球仕様です。日産のロゴは新しいタイプです。最大積載量は1000kg。この車両はオプションでバックカメラを取付けていて、カメラはフィニッシャ部分にインストールされています。


ルーフの形状は1型と同様だと思いますが、よくみると、、、、


ルーフキャリア取り付けのナット部分が進化していていました。1型はナットとゴムでメクラをしてありましたが、3型はナットと金具とゴムでメクラがされています。3型は防水性が高まっている感じがします。

内装

D型ステアリングにはメーターディスプレイ操作用のスイッチ付き。


シートは運転席側のみ2層ウレタン構造スパイナルサポート機能付きシート。今回運転はしていませんが、座り心地は上々です。


メーターは液晶ディスプレイ付きですが、DXのためファインビジョンメーターではありません。エンジン始動すると液晶にはアドブルー残量がでかでかと表示されるので入れ忘れは無さそうです。


各種スイッチ類は運転席右下に集約されています。スイッチの数、形状、ブランク数が1型とはだいぶ変わりました。ちなみに給油口オープナースイッチもここにあります。


エアコンはマニュアルタイプ。シフトノブは3型からマニュアルモード対応のものに変更されています。レバーはなんか細くてチープな印象を受けました。


シガーソケットは付いていますが、シガーライターは無しです。灰皿も最初からありません。下にあるコントロールボックスは荷室の温度調整用のものです。20℃からマイナス5℃までの調整ができます。


今回の見学で一番気になったのがドリンクホルダーです。ブログ読者さまの情報でドリンクホルダーの長さが3型から変わったと聞いていましたが、実物を見るのは初です。


こんな感じで2段になっていて、1型のドリンクホルダーよりも5cmほど長くなっており、手が届きやすくなりました。幅は同じようなので1型、2型に流用できるかもしれません。


ペダル類は見た感じ1型と全く一緒ですね。


ドア内張はこんな感じです。保護シートで見えにくくて申し訳ありませんが、いかんせん自分の車ではありませんので剥がす事はできません。ご了承ください。


取っ手のポケット部分が1型とは異なっていました。1型の場合、ここのポケット部が分割構造だったのですが、3型は一体構造です。パワーウインドウスイッチは同じですね。


スピーカーグリルも1型と3型で形状が違いますね。音質も変わっているのかもしれません。


3型のサンバイザーにもバニティミラーは付いていませんでした。ここは商用車なので仕方がないですね。


スカッフプレートも変更なしですね。


シートレールの形状も1型同様だと思われます。3型のスパイナルサポート機能付きシートを流用できるかもしれません。


シートベルトバックルも1型と同形状です。

エンジンルーム

これが噂の新開発三菱製4N16ディーゼルターボエンジンです。ぎっしり搭載されていますね。オイルフィルター位置を確認するのを忘れましたが、変更されたんですかね。どうなんでしょう。


バッテリー位置は1型と同じです。


エンジンフードはこんな感じです。ここは1型との変更点があるのか不明ですが、アイドリングがものすごく静かだったので、もしかすると防音材が強化されているのかもしれません。新エンジンが静かなだけということもあるかもしれませんが。


エンジンフードハンガーは2型と同形状っぽいですね。

エンジン始動・アイドリング音動画

こちら実際のエンジン始動音、アイドリング音です。このまま再生して視聴できます。

荷室

荷室はトラックボディ仮装で超有名な日本トレクスが制作しているとの事です。


冷凍機はサーモキング製、これまたトラックの定番冷凍機メーカーですね。


バックドアには閉じ込め防止の脱出レバーも付いています。


荷室に閉じ込められたら蓄光部分の蓋を取り外してレバーを回す事で荷室内からバックドアを開けられます。


スライドドアにもハンドルが付いていてこちらからも開ける事ができます。※こちらはチャイルドロックされていたら開けられない。


閉じ込め防止として、ブザーも装備。ボタンを押すとホーンが鳴ります。


スライドドア、バックドはDXグレードながらオートクロージャー付きでした。


スライドドア後方にはアドブルー注入口があります。アドブルー残量はメーターで確認できます。

足回り

タイヤは1型、2型はヨコハマタイヤのJOB RY52が新車時のタイヤとして装着されていましたが、3型はRY52の後継モデル「ブルーアースRY55」が装着されています。ホイールキャップの形状は1型と同様ですが日産ロゴが新しい物になっています。


フロントの下回りです。エンジン型式が変わったためか、メンバー形状が少し変わっているようにも見えます。エアコンコンデンサーやインタークーラーの位置は変更なしです。


車両運転席側から見た腹下です。エキパイ、排ガス浄化装置の位置がYD25の時と逆になっているようです。


マフラーの出口は1型、2型同様助手席側となります。出口の形状はも変更なしですね。


後部から見た足回りです。リーフ端に制振?防振?のためのゴムが付いていますね。


これは1型には付いていませんでした。1型キャラバンはデフの唸り音などの持病が多く報告されていたための対策部品なんでしょうかね。

まとめ

ザックリとしたところしか紹介できませんでしたが、新型現行キャラバンの中温冷凍バンの紹介は以上となります。

E26型キャラバンはボディプラットフォームはそのままで、発売から既に11年位経っていています。

ボディ形状は変わらずとも、少しづつ、細かい所でいろいろと仕様変更がされているのが分かりますね!

E27キャラバンがいつ発売されるか分かりませんが、自分の予想ではおそらくまだまだ先の話だと思います。

E27が出るとすれば、ディーゼルエンジンと同様レベルの使い勝手(トルクフル)を可能にするeパワー、または昨今話題の電気自動車仕様でのデビューになるのではないかと予想しています。 それまではE26を仕様変更しながらまだまだ引っ張ると思います。

キャラバンのライバルである200系ハイエースも同様で、次期300系が出るのであれば、電気自動車系のユニット搭載モデルになるのではないでしょうか。

ハイエース200系も新型が出るという釣り記事ばかりが多くなっていますが、まだまだでないでしょうね。新型が出るという記事を書けばアクセスが取れるので、根も葉もない「ハイエースの新型が出る」というネット記事が出るのでしょう。

かくいう自分もその釣記事に毎回ひっかかり、見てしまうんですけどね(笑)

ハイエース200系も登場から既に19年です。そろそろホントに新型が出てくれても良さそうな気はしますけどね!いい加減ハイエース300系が出ますの釣り記事は見飽きました!

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