NV350キャラバンのスライドドアを3Mのシンサレートを使用し、吸音・断熱加工を施工することにしました。
当初はデッドニングだけで留めておくはずでしたが、人間は欲深いものです(笑)
3Mシンサレートにした理由
内張りに使えそうな吸音や防音シートを色々調べていましたが、多くが重いものでしたし、シート状なので施工が大変そうでした・・・
そんなとき、3Mのシンサレートという物の存在を知りました!軽くて加工も容易、重さなんと1㎡当たり200g!しかも断熱効果もあるとのこと!
厚みは13mmとの事ですが、ちょっとつまめばこの通り!狭い隙間にも最適です!
値段もそこそこでしたし、ドアなどの重量を増やしたくない自分にぴったりの素材です。
NV350キャラバンは内装も大きいので、152cm×500cmの物を購入しました。
ちなみにシンサレートはトヨタクラウンの内装にも使用されていたこともあるのだとか!信頼できる素材ですね!
裏と表
シンサレートを内張りに取り付ける前に、ちょっとした疑問が浮上!よく見ると片側の面は繊維が粗くなってました。
そしてもう片方は、このように繊維がきめ細かく、なだらかな状態。
シンサレートは裏表があるのかと心配になり調べてみると、特に裏表は無いようです。
しかし、自分的見解では、粗い方は接着剤で止めた際、繊維ごとゴソっと取れそうなので、きめ細かい方に接着剤を着けるように加工することにしました。
型取り
ようやく加工工程に入ります(笑)シンサレートに内張りをあてがい、マジックで型をトレースしました。シンサレートは伸縮性に優れた繊維なので、多少の誤差は問題ないではずです。
まずはザックリとした形ですが、こんな感じ!
細かいところを仕上げます。ファスナー部や、ボディーに干渉しそうなところをカット!
ガラス部分のカバー裏の分も作成。
グルーガン・接着剤で固定
シンサレートのカットが終わったらいよいよ内張りに接着。3Mの公式ページでは、シンサレートの推奨固定方法は超音波溶接かグルーガン(ホットメルト)または両面テープとなっていました。
普通超音波溶接機なんて持ってませんよね(汗)両面テープはちょっと頼りなさそう・・・そこで自分はグルーガンとホームセンターで買った接着剤で固定することにしました!
接着剤はクリアータイプで、曲げ、衝撃に特化した物を購入!布やフェルトも接着対応となっています。
接着剤を全体に線状に塗布!
端はグルーガンで固定!
大体こんなイメージです。青がボンドで赤がグルーガン。グルーガンは点付けです!
使用した接着剤はなかなかの良品で、しっかり接着できたと思います。さらに驚いたのがグルーガンの接着力!かなりガッチリです!おすすめです。以下の動画で確認できます!
完成
NV350キャラバン静音計画、スライドドア編、完成しました!
ドリンクホルダーのところも貼ったので、保温、保冷効果に期待!
からの、最後の最後にちょっと追加施工!
効果
早速ドアに取り付けて、走行!静かになった気がしますし、後部座席の方との会話も聞き取りやすくなった気が・・・プラセボ効果ほど!?(笑)
今のところ断熱による効果は全く分かりませんが、冬暖かく、夏はエアコンが効いて涼しくなったはずです!
この調子で余ったシンサレートも各部に貼って予定です!面倒ですが、頑張ります。
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