NV350(E26)キャラバンのフロントドアの安っぽい開閉音を改善するため、制振材の王様、「積水化学工業」のレアルシルトを使用してDIYデッドニング施工しました。
今回のデッドニング目的は、あくまでもドアの質感向上のためです。オーディオ関連の音質は二の次と考えて施工してみました!
レアルシルトは重量がありますので、あまりガチガチに施工するとドアのヒンジに悪影響及ぼしそうですし、軽めの施工です。
ちなみにレアルシルトは10cm×10cm当たりの重さは約32gあります。日東電工の制振材「レジェトレックス」は同サイズで、約22g。レアルシルトのほうが遥かに重いですね。
内張り剥がし
デッドニングするにはまずは内張り剥がしから!今回は動画で内張りの剥がし方をご覧ください!画像記事もあります。こちらをクリック!
防水シートを剥がす
内装を外したら、ドア内部の防水シートを剥がします。
シートはブチルテープで止まっていて、非常にはがし難くなっています。少しづつ剥がしたり、戻したりを繰り返しながら剥がすと意外と上手く剥がせると思います。ドア内部の穴を全て制振材で塞ぐ場合、ブチルテープは全摘出する必要あり。
脱脂
シートが剥がれたらパーツクリーナー等でドア内部を脱脂します。ドア内部は結構汚れてますのでこれは必須です!
しっかり脱脂しないと制振材がドア内部に落下する恐れもあります。そしたらまた内張り剥がしですよ!?面倒ですよね!
制振材貼り付け
アウターパネル、ドアノブ周りから貼り付けてみました。基本サイズを10cm×10cmとして施工しています。ここだけで3枚使用。
圧着にはローラーと竹べらを使用しました。
前の方にもバランスよく配置。なお、バランスは外からドアを叩きながら考えました。
スピーカー部分は15cm×15cmと少し大きめのサイズにしました。
全体のバランスを考え、足りないところに追加!
インナーパネルは5cm×10cmを2枚のみ!パネルの穴は塞がない事にしました。アウターパネルに結構貼ったので、これでもすでにドアは重い感じです。
レアルシルトディフュージョンは、スピーカー背面とのクリアランスが心配でしたが、無事干渉せず貼り付けられました。痛恨の施工画像撮り忘れ・・・
結局ドア1枚に要したレアルシルトは以下の通りとなりました。重量は全部で400g位かと思います。
サイズ | 枚数 |
---|---|
10cm×10cm(白) | 6枚 |
15cm×15cm(オレンジ) | 1枚 |
5cm×10cm(青) | 6枚 |
アウターパネルの貼り付けイメージです。
インナーパネルはこの2枚のみ。あまりドアを重くしたくないので(汗)
内張り裏は施行なしです。叩いてみた感じ、さほど振動もしないので大丈夫と判断しました。
反対側のドアも同じようにレアルシルト貼り付けて施行。
こんな感じでデッドニング施工を終わらせ、分解したパーツを元に戻しました。気になる効果は!?
デッドニングの効果
デッドニング施工の効果はこちらの動画をご覧くださいませ。
施工前と施工後でドアの質感が格段に向上したのが分かります!音質は特に期待してませんが、施工前から比べて音が鮮明になった気がしますね♪
こちらはプラセボ効果かも知れませんが、ドアを叩いた音は明らかに違いますので、満足です。
NV350キャラバンオーナーの方で、「ドア」に不満をお持ちの方にはお勧めできるチューニングだと思います。
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