NV350キャラバン タイヤ交換方法 フロアジャッキ編
先日は東京も「雪」で凄い事になってましたが、自分はというといまだに夏タイヤ・・・
本日やっとこマイNV350キャラバンをスタッドレスタイヤに交換しました。
今回はフロアジャッキを使用してタイヤ交換をしてみましたので、その様子をレポートしてしてみたいと思います。
目次
フロント
あらかじめホイールナットを緩めておきます。
フロントジャッキポイント
フロアジャッキを使用する際のジャッキアップポイントは意外と迷うところです。
NV350キャラバンの場合、ここのメンバーでOKかと思います。
拡大すると分りやすいかと思います。ここは極太なので間違ったかけ方をしなければ問題ないかと思います!
動画でもご覧頂けます↓↓
インパクトは便利
ジャッキアップしたらホイールナット外し!マキタ18Vインパクトドライバーを使って時短!
ハブ周りやボルト、ホイールディスク面のカス、汚れをチェック!
タイヤの空気圧が適正か確認!異物が刺さってないかも確認!※適正タイヤ空気圧はこちらから(運転席開けたところにも表示あり)
ゴムバルブをぐいっと曲げてヒビ、劣化が無いか確認。ムシにスプレーして漏れも確認するとなお良いですね!
インパクト使用の注意点
スタッドレスを車両に取り付け、ホイールナット6本をインパクトドライバーの低打撃で仮締め!
このときの注意点は、いきなりインパクトドライバーでホイールナットを締めない事です。ある程度ねじ山にナットがかかってからインパクトドライバーを使います。
そうしないと、ねじ山がしっかりかかっていなかった場合、ねじ山を痛めてしまいます。ねじ山がかじったらナットが取れなくなり、最悪スタッドボルト交換となります。
面倒な事になりますし、お金もそれなりにかかると思います・・・
ジャッキダウンして本締めしてフロントのタイヤ交換はおしまい!※ホイールナット締め付けトルクは108N.m(11kg.m)※2ホイールナット締め付け順序はこちら
因みに冬用のホイールはNV350純正オプションアルミ、15インチです。夏用のパトロールホイールより3インチダウンです・・・でもキャラバン純正も結構スキですね!
リア
続きまして、リアタイヤの交換。ホイールナットを緩めておきます。※パーキングブレーキしてあればジャッキアップ後でもOKですが、ジャッキが不安定になるので危険ですね。NV350キャラバンはトラックみたいな物で、乗用車感覚で作業するのは危険です!
リアジャッキポイント
NV350キャラバンのリアフロアジャッキアップポイントはデフで問題ないと思います!
拡大図。
動画も撮っておきましたので、併せてご覧いただければと思います。
ジャッキアップしたらナットを全て外します。
ホイール取り付けのコツ
ホイールをクルマにセット!その際、ホイールの下がこの様に傾き(開き)ますよね・・・※フロントでも同じ事が言えます。
ですので、まずはホイールの下側のナットを最初に仮締めると、ホイールが開かず作業が楽になります♪仮締めするときはタイヤ下を足で押さえておくとよいと思います。
6本仮締め!
ジャッキダウンして本締めをしてリアのタイヤ交換はおしまいです!
最終確認
タイヤ交換が終わったら、全ホイール箇所のナット締め忘れ確認をしたほうがよいと思います。
また、タイヤ交換後しばらく走行したら、ナットの緩みやクルマの揺れ、振動などの異常がないかも確認すると良いと思います。
たかがタイヤ交換、されどタイヤ交換。命に関わる部分だけに最新の注意を払う必要があります。
ジャッキアップ中の死亡事故
先日ニュースで知ったのですが、マフラー交換作業中に死亡事故があったとの事です。ジャッキアップ中に下敷きになったようですね。
簡単なような作業でもクルマの整備には危険が多く付き纏います。どのような作業でも最新の注意を払うようにしたいところですね。
今はネットでさまざまな作業方法が紹介され、DIYチャレンジャーも増えてるかもしれませんが、基本的な事を知らずに作業すると、大きな怪我や事故に繋がります。
慣れるまでは整備士の方にレクチャーしてもらったり、無理せずクルマ屋に頼むのも良い選択だと思います。
今回のタイヤ交換記事も、自分流のやり方です。参考に程度にとどめて頂ければと思います!