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NV350キャラバンスペアタイヤの点検 (脱落防止)

数年ぶりにスペアタイヤを車両から取り外して点検してみる事にしました。車体から覗き込んてみた感じだと綺麗に見えますが、果たしてどうなっているのか。

目次

ホイールの状態

こちらが数年ぶりに取り外したスペアタイヤです。蓄積した汚れが凄いことになっていました!


ホイールに関しては汚れのみならず、今までに無いほどの錆が発生していました。

数年前にスペアタイヤを点検した際は、これほど錆が発生していた記憶はありませんので、今回一気に錆が進んだのかもしれません。

因みにハンガーの方はこの程度の錆で、チェーンの錆はほぼ無しですね。

キャラバンのスペアタイヤはご覧の通りのホイールです。洗車などの際に水が溜まってしまうと、水が抜けない構造ですので、湿ったままになり錆びやすいと思います。

少量の水なら錆びる前に蒸発しそうな感じもしますが、量が多いとなかなか乾かないですからね。

また、降雪地域では融雪剤が撒かれている道路もあり、そのようなところを走行した際の水しぶきがホイールに付着するのも悪影響でしょう。私の住んでいる地域がまさにそうです。

対策としては洗車後にブロワなどでスペアタイヤのホイールの水切りをすればよいのでしょうが、洗車の都度そんな事をするのは現実的ではないですね。

だったらスペアタイヤをアルミホイールにすればよいのでは?とも思ったのですが、キャラバン純正のアルミホイールはセンターキャップの穴が径が小さく、ハンガーを通す事が出来ないので無理っぽいですね。

NV350キャラバン純正アルミホイール

社外品アルミホイールでセンターキャップのところの穴が大きい物を探せばいけるかもしれません。

因みにトヨタハイエースの場合、アルミホイールが標準装備の車両であれば、スペアタイヤも装着されているアルミホイールと同じものが付いています。

キャラバンのスペアタイヤはチェーンで釣られて固定されていますが、ハイエースは大きな金具でスペアタイヤを包み込むように固定されているので、ホイールのセンター穴が小さくても問題無いのです。

タイヤの状態

空気圧を測ってみたところ、310kPAでした。前回350kPAでしたのでチョイ減った事になります。再度350kPAに充填しておきました。


バルブのヒビや漏れは無さそうです。※画像はありませんが、洗剤スプレーで漏れチェックもしました。


タイヤの損傷やひび割れなどもありません。


新車購入時である2016年物のスペアタイヤですが、太陽光に当たる事はほぼなく、紫外線の影響を受けていないので状態は良好ですね。

洗浄と塗装

スペアタイヤを綺麗に洗ってホイールの錆落を落とし、ミッチャクロンスプレー後、シャーシブラック塗装。綺麗な状態に生まれ変わりました。


ハンガーの錆落としをした後、チェーンと共に塗装。スペアタイヤを元に戻してスペアタイヤの点検を終えました。

まとめ

多くの方はスペアタイヤを点検する事は無いと思いますが、月に一度くらいはいざという時のために、タイヤ交換の訓練をかねて点検してみる事をおすすめします。

点検することでスペアタイヤを車両から取り外すための車載工具の場所を把握できたり、スペアタイヤやハンガーの状態も把握できますからね。

高速道路などではトラックのスペアタイヤが脱落する事故が発生していますが、原因はタイヤを吊っているチェーンやハンガーが錆て破断したことに起因していると言われています。

キャラバンやハイエースもトラックの様に車両の下部にスペアタイヤを吊り下げていますから、外れたら重大な事故に発展する可能性があります。

あらてめて定期的なスペアタイヤの点検は大事だと感じました!キャラバン乗りの方でスペアタイヤを点検したことがない方はこれを機に点検してみてください。

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