新車で購入してから約6年の間、一度もヘッドライトバルブを交換していないせいか、夜間走行でなんとなくライトが暗くなったかな~という印象を受けます。
車検は問題なく通っているのでテスターでの明るさは問題ないと思うのですが、このたびHIDヘッドライトバルブを新品に交換する事にしました。
今回取り付けるHIDヘッドライトバルブは純正品ではなくて、カーメイト製の「GIGAデュアルクス6000K GXB260N(3400lm)」というもの。日本製ということで、こちらを選んでみました。3年間の保証付きです。
年式:2016年
型式:VW2E26
エンジン型式:YD25DDTi(ディーゼルターボ)
トランスミッション:5AT
駆動方式:2WD
グレード:GXライダー
ボディ:標準幅
定員:2/5人
カラーコード:KH3(スーパーブラック)
キャラバンのHIDヘッドライトバルブの交換は簡単?
NV350キャラバンのHIDヘッドライトバルブを交換するには、ちょっと面倒なのですが、グリルとヘッドライトを取り外す必要があります。
ある程度のノウハウが必要になりますので、不安な方はカーショップにお任せするのもありだと思います。
グリルの取り外し方(2012~2016年モデル)
クリップ・ツメ位置の確認
クリップとツメの位置は↓図のようになっています。グリルの取り外し方は車の取扱説明書にも記載されていますので、そちらも参考になると思います。(クリップとツメ位置はライダーも同じ)
グリルの取り外し手順
グリル周りを養生します。
2カ所のプラスビスを取り外します。(ライダーじゃない場合はクリップです)
バンパー開口部からグリル下部の中央部4か所の樹脂ツメを押しながら、グリルを車両前方に引っ張り、樹脂ツメの嵌合を外します。(樹脂ツメはバンパー開口部下から覗くと見えます)
バンパー開口部からグリル下部の両端部の樹脂ツメを押しながら、グリルを車両前方に引っ張り、樹脂ツメの嵌合を外します。
内張り剥がし(リムーバー)を用いてグリル両端のクリップを外します。
内張り剥がし(リムーバー)を用いてグリル中央部3か所ののクリップを外します。
グリルが外れたらデイライトのコネクター左右(運転席側、助手席側)を取り外します。
これでグリルを車両から取り外す事が出来ました。
グリルのツメは↓このような形状です。無理して引っ張ると割れますので慎重に取り外しましょう。
グリル取付ステーの取り外し
ヘッドライト側に残ったグリル取付ステーも取り外しておきます。クリップはマイナスドライバーで90度回すことで取り外せます。
取り外したステーはグリル側にビス止めしておきます。ステーをグリル側に取付けておくことで、グリルを元に戻す時ははめ込むだけでOKとなります。
ヘッドライトの取り外し方(2012~2016年モデル)
ヘッドライト周りを養生しておきます。
車両正面のヘッドライト取付ボルト(10mm)3か所を取り外す。
フロントドアを全開にし、ヘッドライト裏側の10mmサイズのボルト1か所を取り外す。
ヘッドライトを車両から慎重に引っ張り出し、ヘッドライトハーネスコネクタ2か所とハーネスクリップ1か所を取り外す。
ハーネスクリップの形状はこのようになっています。今回は指で押して取り外す事が出来ましたが、指で外すのが難しい場合、プライヤーなどで押し込めば取り外せると思います。
ヘッドライトを車両から取り外す事が出来ました。(反対側のヘッドライトも同手順で取り外せます)
ヘッドライトを車両から取り外さなくてもバルブ交換は可能ですが、片手でライトを持ちながら作業することになり、作業性が良くありません。
作業中ヘッドライト内にホコリなどが入り込んだり、バルブ交換時にバルブに傷を付けてしまうリスクがありますので、ヘッドライトを車両から取り外して、作業性が良い状態でバルブ交換する事をおすすめします。
HIDバルブの交換方法(キセノンバルブ)
樹脂キャップを反時計方向に回し、樹脂キャップを取り外します。
バルブソケットを反時計方向に回して取り外します。
リテーニングスプリングのロックを外してバルブを取り外しまします。純正で付いていたのはフィリップス製でした。
逆手順で新しいHIDバルブを取付けます。(反対側のヘッドライトも同手順でバルブを交換する)
あとはヘッドライト、グリルを逆手順で組み付けてHIDバルブの交換は完了となります!
ちなみにハロゲンバルブ仕様のキャラバンもほぼ同手順でバルブ交換が可能かと思いますので、ハロゲン仕様車の方も参考になればと思います。
- 作業時は、バッテリのマイナス端子、又は電源ヒューズを取り外す。
- バルブ装着後は水密性確保のため、樹脂キャップ、及びバルブソケットを確実に取り付ける。
- バルブのガラス面は、直接手で触れたり、油脂類を付着させない。
- ランプ消灯直後は、高温のため、バルブのガラス面に手を触れない。
- バルブをランプハウジングから外したままで長い間放置すると、ちり、ほこりなどによりレンズ、リフレクターの性能低下(汚れ、及びくもり等)の原因になるためバルブ交換は、新品バルブを用意してから行う。
- 新品バルブ交換後はテスターにて光軸調整を行う。
新しいHIDヘッドライトバルブ取付後の様子
新しいHIDバルブを取付後、夜間走行をしてみました。
結果として大満足、かなり視認性良くなった印象です!色味も派手過ぎず、気に入りました!
もっと早くに交換していればよかったです!
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして。
フロントグリルの グロメットクリップのグリル側とボディー側の受けの品番とターンファスナーの品番ってわかりますか?
はじめまして。
中期型に関しては、申し訳ありませんが分かりませんm(__)m