先日玄武(Genb)製のハイトダウンブロックシステム【2.5インチ/-62.5ミリSDS25C】でリアをローダウンしましたが、フロントはノーマル車高でした。
ご覧の通り尻下がり状態の車高(笑)
今回はフロントをローダウンしましたのでフロントローダウン方法を記事にしたいと思います。
ノーマル車高の記録
NV350キャラバンのフロントの車高を下げるには元々付いているトーションバーの調整をすることで可能となります。ですので、車高を下げるためのパーツを別途購入する必要はありません!
リアはブロックを噛ませて車高を落とすのでダウン量はブロックの厚さで固定されますが、フロントはトーションバーのナットを調整して車高を変化させるので、ローダウン幅は自由。ですので車高を落とす前の基準車高をメモしておくと良いと思います!
今回の車高計測位置はサイドシルの前側としました。こちらは右側、地面から約214mmでした。計測場所はフェンダーアーチの一番上の部分でも構いません!自分で基準が分かればOKですね!今回は手元にフェンダーまで届くスケールが無かったのでサイドシルにて計測しました。
こちらは同じ位置の左側。地面から約224mm。なぜか最初から左の方が車高が高い模様!ほぼほぼ水平な位置で計ってるはずなのに左右の誤差1cmもあるみたいです。燃料タンクが右側且つ満タンだからといってここまで誤差があるものなのでしょうか!
トーションバーの位置
トーションバーを調整してローダウンする事になりますが、肝心のトーションバーを調整する部分が何処にあるかというと、大体下画像の赤丸部分の下のところです。
フロント車高を下げるで、調整部分もフロントにあると思いがちですが、意外にも車両の真ん中辺りにありますのでご注意を!
車高の下げ方
ジャッキアップして上画像赤丸部分を下から覗きこむとこのようなダブルナットが見えると思います。このダブルナット(ロックナット)を左に回す(緩める)事で車高が下がっていきます。※画像は右トーションバー。
ナットを緩める前に元の状態のデータは採っておいた方が後々ノーマル車高にもどす時楽だと思います。
トーションバーの調整ナットのサイズは22mm。スパナとメガネ等を用いダブルナットの片方を緩め、ロックを解除し、アジャストナットを緩めて行きます。今回は14回転緩めてみました。ロックナットはキツク締まってますので、緩まないときはハンマーで打撃を与えたり工具にパイプをかけると良いと思います。ナットを何回転回したか分りやすくするように、ナットにマーキングするのも忘れずに!※こちら右側の画像。
左側のトーションバーも右と同じ回転数緩めて、最後にロックナットを締めてローダウン作業は終了。
こちらがノーマルからトーションバー調整ナットを14回転緩めた状態の車高です。いい感じにローダウンできました~!
トーションバーのアジャストナットを締めたり、緩めたりするのは普通のメガネレンチだと何度もかけ換える必要があり地味に疲れます。そんなときに便利なのが、ラチェットメガネレンチです。ラチェットメガネレンチがあれば、効率よくトーションバー車高調整ができるのでおすすめです!頻繁にフロントの車高調整をする方は持っていて損はしないアイテムです!
ダウン量
さて、ノーマル基準から調整ナット14回転回してどれ位車高が落ちたのかというと、約60mmダウンでした。作業前、地面から224mm、作業後約165mmとなりました。
1回転のダウン量
今回調整ナットを14回転回してダウン量が60mmでしたので、1回転当りどれ位ダウンするのか考えてみました。
バネの張りなどを考慮しないザックリとした考え方だと単純に
60mm÷14回転=約4.28
トーションバー調整ナット1回転で約4.28mmローダウンする事になりますね!これはあくまでディーゼルの2WDでの話しです。
グレード、搭載エンジン、駆動方式(2WD/4WD)により異なりますので参考までに。
以上NV350キャラバンフロントローダウン方法でした!実はこの日は乗り心地改善パーツも同時に装着しました。それに関しては後日記事にしたいと思います。
作業動画
こちらは実際にローダウン作業している様子を動画にしたものです。記事と合わせてごらん頂、参考になればと思います。
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