新車購入した2016年4月から現在までの故障履歴をまとめました。※消耗部品の交換などはカウントしていません。

- 年式:2016年
- 型式:VW2E26
- エンジン型式:YD25DDTi(ディーゼルターボ)
- トランスミッション:5AT
- 駆動方式:2WD
- グレード:GXライダー
- ボディ:ロングボディ標準幅
- 定員:2/5人
- カラーコード:KH3(スーパーブラック)
①デフ異音
【2021/5/21 走行距離71200km】
平坦路にて1500回転付近で走行中デフから「コ~~~~ン」という耳障りな音が発生。
走行に支障が出るような致命的な故障ではありませんが、とにかく耳障りで、運転者、同乗者共に疲れるような音でした。
ディーラーにて相談。メカニックさんが同乗走行して異音を確認後、保証修理となりました。
主な交換部品はリングギヤとドライブピニオンです。有償修理でしたら相当な金額だったと思います。
2025/7月デフからの異音が再発気味。

②エアコンガス漏れ
【2025/5/18 走行距離115500km】
エアコンのスイッチを入れても冷風が出ないとう症状が発生。手持ちのマニホールドゲージでガス圧を見てみると、明らかに少ない数値でした。
電装屋さんに診てもらうと、コンデンサーからのガス漏れという事が分かりました。コンデンサー交換で修理費97000円でした。
エアコン系統が壊れると手痛い出費となります。キャラバンはコンデンサーやエバポレーターが弱いらしく、今度はエバポレーターが壊れるかもしれませんね。
エアコンに限らず、10年10万キロ辺りからあちこちガタが出てくる頃かもしれません。

③デフ異音再発
デフ異音修理を受けてから約4年2か月後の2025年7月、(走行距離120000km時)距離にして約5万キロ走行後、同じ異音が発生し始めました。(気が付いたのがこのタイミングなので、実際にはもっと前に再発していたかもしれません)
前回の一番ひどい時の異音までとはいきませんが、確実に例の「コ~~~ン」という「こもった音」が発生し始めています。
今回は保証期間も過ぎていますから、修理する場合は自腹です。10万円超えの高額修理が予想されますので、今回はよほど症状が悪くならない限り修理する予定はありません。
様子をみつつ、現状よりも異音が悪化しないことを祈るしかありません。
④EGRクーラーバルブアクチュエーターロッド折れ
NV350キャラバンディーゼル(YD25DDTi)エンジン車の定番中の定番の故障です。私の場合、走行125000km、新車購入から9年目でこちらの故障が発生しました。
EGRクーラーバイパスバルブに煤が詰まる事で、バルブの動きが渋くなり、アクチュエーターロッドに高負荷がかかりロッドが折れてしまいます。
アクチュエーターロッドが樹脂製であるため、耐久性が低いのも問題だと思いますが、根本原因としてはEGRクーラーバイパスバルブの動きが煤詰まりで渋くなる事だと思います。
せめてアクチュエーターとロッドを金属製にして耐久性を上げて欲しいものです。現在対策品などは出されていない模様です。
一般的な考え方としてEGRクーラーバイパスバルブ部を分解清掃して、アクチュエーターのみ交換すれば治る故障かと思いますが、そもそもアクチュエーター単体で部品が出ていないため、アクチュエーターを新品にするにはEGRクーラーアッセンブリ交換が必須となります。
そのため、NV350キャラバンのディーゼル車のEGRクーラーアクチュエーターロッド折れ修理は高額になってしまうのです。
今回はディーラーにて修理し、部品代と工賃で約7万円(部品5万円、工賃2万円)でした。
ちなみに中華製の互換品でしたら、ネット通販でアクチュエーターのみ販売されています。
知識と技術のある方はEGRバイパスバルブを分解清掃してバルブを動くようにして、互換アクチュエーターを取付ければかなり安く修理できるでしょう。

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