悲報!キャラバンのエアコンが壊れました!
2016年に新車購入してから約9年!走行距離115500km!
いままで過剰とも言えるほどの日常メンテをしてきて外装、機関、駆動系(デフ保証修理はあり)全て絶好調だったのですが、エアコンが逝ってしまったようです。
エアコンは常時使用して酷使していたような使い方はしておらず、暑い時やガラスが曇ったときに使用していた程度。
冬場はあまり使用せず、ときどきコンプレッサーを動かしてやる程度の使い方でした。フィルターは定期的に点検し、汚れる前に必ず交換していました。
この使用状況でエアコンの故障が発生しました。
- 年式:2016年
- 型式:VW2E26
- エンジン型式:YD25DDTi(ディーゼルターボ)
- トランスミッション:5AT
- 駆動方式:2WD
- グレード:GXライダー
- ボディ:ロングボディ標準幅
- 定員:2/5人
- カラーコード:KH3(スーパーブラック)
症状
今回のエアコン故障の症状と状態は以下の通りとなります。
- ACオンでも冷風が出ない(高速走行時はごくわずかに冷えている気がする)
- 風量と風量調整は問題なし
- ACオンでエバポレーターの辺りから「ス~~~」という連続音がする
- ACオンでマグネットスイッチは動作している
- コンデンサーファンは回っている
- コンプレッサーは動いているがエンジン負荷はかかっていないほど少ない
- エアコンドレンホースからは少量水滴が落ちてくる
↓症状を動画でご覧いただけます↓
マニホールドゲージでガス圧を点検
自分で出来そうな部分の点検をしてみました。
マニホールドゲージに繋いで説明書通りの動作をしてみると、低圧、高圧共に低い数値に、、、ガスは完全に抜けていませんが、明らかに低い数値。これはガス漏れの可能性が高そうです。

マニホールドゲージの取説に照らし合わせても明らかに数値が低いのがわかります。

目視でガス漏れ探し(夜はブラックライト照射も)
ガス漏れの定番個所を目視で点検。この年代の日産車はエアコンオイルに蛍光剤が配合してあり、ブラックライトを照射することで、漏れ箇所が特定しやすくなっているとのこと。
エンジンルームのエアコン配管は見える範囲でガス漏れは特定できませんでした。暗くなってからブラックライトを照射したんですが、分からずです。

エキスパンションバルブやレシーバータンク周りの配管も見た感じ目立った漏れの後はなし。

エバポレーターのドレンホース部も点検、こちらも蛍光剤やオイルみたいなものは付着していない。大丈夫そうです。仮にエバポ破損でのガス漏れだとエバポアッセンブリ交換となり、ダッシュボード全バラシになります。とんでもなく面倒な作業になりますし、高額修理の可能性が高まります。エバポは無事であって欲しいです。

コンデンサーを見てみると、所々に僅かな染みがありました。夜にブラックライトで照射してみても目立った反応は無かったのですが、もしかしてここから微妙に漏れているのでしょうか!?

結局素人が点検したところで、知識も専用工具もありませんので、何が原因なのかは特定できませんでした。
後日電装屋さんに診てもらう事にします!
ちなみにエアコン系のトラブルはディーラーに修理依頼したところで、ほとんどが外注となり費用も上乗せされることが多いです。
最初から電装屋さんに直接相談をするのがおすすめです!下手すると数万円の差が発生することもあります!
キャラバンのエアコンは壊れやすいのか!?口コミをチェック
自分のキャラバンのエアコンが故障したのを機に、ネット上でキャラバンのエアコン故障事情を調べてみると、、、
とてつもない数の修理事例が出てきました(涙)
さまざまな整備工場のブログを読み漁ってみると、キャラバンのエアコン故障は多いらしく、エアコンはかなり弱いことが判明しました。
キャラバンのエアコンは明らかに弱いと明言している整備工場も複数確認!
しかも大体決まったところからのガス漏れのようで、ガス漏れ箇所が共通しているのも特徴です。
コンプレッサーの故障事例はそれほど多くありませんでしたが、以下のトラブルはとにかく多いみたいです。
- コンデンサーからのガス漏れ
- エバポレーターからのガス漏れ
- エキスパンションバルブの故障
- コンデンサーファン不良
どの不具合も高額修理になりそうなものばかりです。これは厳しいですね。
コンデンサーファンやコンプレッサーは長い事使っていればいつか壊れるのも納得できますが、エバポやコンデンサーは外的要因無しで自然故障している事例ばかりなのが気になりました。これでは故障を防ぎようがありません。
コストカットによる品質低下なのか、はたまた設計ミスで振動などに弱いのか!?それとも両方なのか分かりませんが、致命的なところが弱いんですね。
さらに追い打ちをかけるようにガッカリなのが、整備性の悪さです。エバポレーターが致命的に壊れやすい挙句、エバポレーターを交換するためにはダッシュボードを全バラシしないといけません。
どこまでもやっちゃってます日産さん!因みに私は日産の株も所持していますが、皆様ご存じの通り、会社は業績不振で株価も低迷気味です。いろいろとガッカリですほんと!勘弁してほしいものです!
現行の3型キャラバンのエアコン故障事例はまだ目にしておりませんが、なんらかの対策がなされていなければ、数年後同じトラブルがネット上に増加していくことでしょう。
これから現行キャラバンを購入予定の方はエアコントラブルを覚悟しておいたほうが良いかもしれません。
私の車両のエアコントラブルについては、電装屋さんで修理完了後、追記する予定です!記事の更新を今しばらくお待ちください!
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