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NV350キャラバン ディーゼル車の裏技? パワステベルトテンショナー撤去(ストレッチベルト化)

ブログ読者T様より、NV350キャラバンディーゼル車(YD25DDTi)に関する裏技情報を教えて頂きましたので、この場で共有させていただきたいとます。

T様から頂いた情報は以下の囲み枠となります。(原文引用)

こんにちは、いつもカスタムの参考にさせていただいています。

ずっと温めていたカスタムというか、純正チューンの小ネタが出来たので投稿します。
ネタは2つありまして、どちらもディーゼル車用です。
重箱の隅をつつくようなネタなので、ちょっと共有して良いものかどうか迷ったのですが…(笑)

1個目は、現行モデル(乗用ワゴン設定?)で採用されている、
ストレッチフィットタイプのパワステベルトが、過去の前期モデルや
バンにも流用取り付けが可能、という話です。

前期型なんかは、ファンベルトはオートテンショナーで、
パワステベルトだけはE25キャラバンと同じ手動調整式タイプですが、
2017年以降くらいから、ストレッチベルトの設定があります。

ディーラーのパーツリストを見せてもらったところ、
現行でもバンは従来の手動式のままでした。
恐らく耐久性やメンテナンスコストの問題だと思います。
(ファンベルトはパワステベルトの奥にあるので、部品交換の折に
切断して新品交換はプロユースでは割りに合わないのか…実際再利用できるけど)

ですが、プーリー径や品番、補機のマウント位置は、
バン・乗用・年式問わずYD25DDTi共通なので、
手動調整の機構(プーリーとステー)を止めてるネジを撤去して
外すだけで、そのままストレッチベルトが装着可能でした。

純正品番は「11950-EB70B(最新品番は※119A0-EB70B)」で、インストーラーも付いてきます。
今のところ社外品が出ておらず、ピットワーク等の品番も設定されていないそうです。
(逆にファンベルトはピットワークしか出てない)

最近のエンジンはベルトの張りがシビアなので、だったら最初から
調整はオートのほうがベスト、って思うタイプの人間なので、
おもしろチューンということでトライしてみました。
邪魔なプーリーが減って静音&軽量化しましたw

2個目は、取扱説明書に実は誤記載がある、という話です。
ほとんど誰も気にしてないから、実にどうでもいいんですけども…!?

実は上記流用の際に、貴ブログ内の数値等を参考にさせていただいたのですが、
ファンベルト張り調整のページにある通り、PSベルトのみ手張りで、
張力の基準値が紹介されていますが、日産がオンラインで公開している&みんなの車に積んである取扱説明書も、サービスデータの項目で
ベルトは全車(ガソリン・ディーゼル共に)オートテンショナーにつき
調整不要の誤記載になっています。

日産に聞いてみたところ、上記の通りストレッチベルト採用としつつも、
やはり誤記載であるようでした。

以上、ブログの肥やしにでもなりましたら…。

T様素晴らしい情報提供2つも頂きありがとうございました!

ストレッチパワステベルトが装着可能&取説誤記載に気が付いたT様凄いと思います!

機会があればストレッチパワステベルト試してみたいですね!テンショナーを介さないので確かに静音になるかもしれないですね。

この記事をお読みになったNV350キャラバンディーゼルオーナーの皆様も参考になればと思います!

ただし、当然ではありますが、実行する際は全て自己責任となりますのでご注意を!

ストレッチベルトとは

エンジン補機類などの駆動に使われる伸縮性のあるのベルトのことで、エラスティック・ベルト(弾性ベルト)と呼ばれることもある。

ストレッチベルト仕様の場合ベルトテンショナが無く、ベルトをプーリーにかければ張り調整も同時に完了することになります。つまり、誰がやっても同じ張力になります。

ただし、取り付けには専用の工具(治具)を使用する必要があります。

ベルトを取り外す際は切断し、基本的には再利用できません。(※実際には切断せずに取り外せる工具があったり、再利用もできちゃったりします)

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