NV350キャラバン1型に、キャラバン3型から採用されている日産新ロゴバックドアエンブレム(CIコーポレート・アイデンティティ)を取り付けてみることにしました。
新ロゴは20年ぶりに刷新されたもので、「至誠天日を貫く(しせいてんじつをつらぬく)」という日産創業当初からの理念を一貫して継承しているとのことです。
至誠天日を貫くとは、「強い信念があればその想いは太陽をも貫く!必ず道は開ける」といった意味合いがあるそうです。
世間からは「日産は凋落した」と言われるようになった昨今ですが、エンブレムの刷新と共にこれからの巻き返しに期待したいところです。
因みに今回エンブレムを交換するに至った理由ですが、ただのイメチェンです!元々付いているメッキの日産エンブレムも高級感があって良いのですが、何となく見飽きたので交換してみる事にしました。
たぶん製造工程的にはメッキの方が手間やコストがかかっているのかなあと思います。
日産キャラバン新ロゴバックドアエンブレムの品番
キャラバン3型に採用されている新ロゴエンブレムの品番とネット参考価格は以下の通りです。エンブレムは両面テープ付きですが、貼り付け用の型紙などは付属しません。
名称 | 品番 | ネット参考価格 |
---|---|---|
バックドアエンブレム | 90890-5YJ0A | 3000円前後 |
取付け方手順
エンブレム周りを洗車後、マスキングテープなどを貼り付けて、元々付いているエンブレムの位置が分かるようにしておきます。
エンブレムの剥がし方
元々付いているエンブレムをドライヤー等で温め、両面テープの糊を柔らかくする。テープの状態によっては、このまま手で剥がせる事もあるかもしれませんが、今回は無理でした。
釣り糸(PEラインを使用)をエンブレムの隙間に入れて、ぐりぐりと動かし、エンブレムの両面テープを剥がしていきます。エンブレムを剥がす糸は専用品も売られていますので、そちらを使用するのもよいでしょう。
エンブレムを傷めることなく取り外し成功。
新旧エンブレムを並べてみました。環の直径はほぼ同じですが、環の太さやNISSANロゴ部の幅と太さが少し異なるようです。
エンブレム貼り付け面の処理
エンブレムが剥がれたら車両側に残った両面テープを温めながら、手で地道に剥がしていきます。
細かい残りカスの糊はシリコンリムーバーやパーツクリーナーを使用して取り除きます。
エンブレムに沿って残った頑固な水垢汚れはリンレイのウルトラハードクリーナーで綺麗に取り除くことが出来ます。驚くほど水垢跡が綺麗に落ちました!
エンブレム貼り付け面全体をコンパウンドで綺麗に整えます。今回はノンシリコン、ノンワックスの3M超微粒子コンパウンドエフ・2 5971コンパウンドを使用しました。
エンブレム貼り付け面をシリコンオフで脱脂します。
エンブレムの貼り付け
マスキングに合わせて新エンブレムを仮合わせして位置確認。新エンブレムは少しだけ幅が広かったので左右のマスキングを少しだけ広げました。
両面テープを温めながら新エンブレムを圧着して貼り付けます。
マスキングテープを剥がし、エンブレム周りを清掃、場合によってコンパウンドがけしてエンブレム交換完了です!
エンブレム貼り付け位置が分からなくなってしまったら
何かの拍子に万が一エンブレムの貼り付け位置が分からなくなってしまった場合、サービスマニュアルにエンブレム貼り付け位置が記載されておりますのでご安心ください。
※エンブレムDの左右の中心位置は、バックドアASSYの左右端部の間を測定し、バックドアASSYの中心を出して、エンブレムDを貼り付ける。
- バックドアASSY
- エンブレムD
- エンブレムA
- エンブレムC
- エンブレムD
- エンブレムB ※Rは止まり
C:57mm
D:103mm
E:64mm
F:64mm
G:267mm
H:278mm
I:49mm
J:306mm
K:303mm
L:102mm
M:101mm
N:38mm
O:43mm
エンブレム取付後のバックドア
メッキエンブレムと異なり、どことなく未来感のあるエンブレムとなりました!イメチェンとしては満足のいく結果となりました!
ただし、他のエンブレムがそのままなので違和感が多少ありますね、、、でも交換してしまったので良しとしましょう!
コメント
コメント一覧 (1件)
初めまして。
いつも色々と参考にさせてもらっています。
2型乗りで2型と3型の純正部品がいくつか欲しい物があるんですが純正部品の品番はどのようにして調べているんでしょうか?