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デッドニングと防音断熱施工による重量増加・燃費

先日やっとのことでNV350キャラバンのデッドニング、防音、断熱施工が完了したのですが、それらをしたことでどれ位車重が増加したのか気になったのでザックリとした数値ではありあますが、まとめてみることにしました。

デッドニングの制振材などは、材質、カットの仕方により重量がかなり左右されるものです。今回はあくまでも自分が施工したやり方の場合の数値になりますので、参考程度にお考え下さい!

目次

使用材料と重さ

●制振材:積水化学工業レアルシルト300mm×400mmを約26枚使用
1枚約400g×26枚=10400g(10.4kg)

●吸音材:積水化学工業レアルシルトディフュージョンESDS-02を1セット(フロントスピーカー裏に使用)
1セット約47g

●防音断熱材:3Mシンサレート1520mm幅(厚み13mm)を約7m使用
1mあたり約400g×7m=2800g(2.8kg)

●防音材:アイリスオーヤマ発砲ゴム防音マット(ルーフエアコン部のみ使用)910mm×1820×10mm。使用したのは400mm程度です。
910×400mmで約400g

●ダイケン遮音シート(建材)約3m使用
3mで約7kg

合計:20647g(20.647kg)

20kg超

ザックリ計算でおよそ20kgありました!この数値をみてどう感じるかは人それぞれですが、個人的には結構重くなっていることに驚きました。

今回の施工コンセプトは音質とかはさておき、制振、防音、断熱目的の部分が多く、レアルシルトは小さめに抑えていたのにこの重さです。

キャラバンやハイエースは室内が広い分、各種材料を多く使用する必要があるので仕方ないのかもしれませんが、無駄に制振材などを貼りまくりのようなカスタムはかなり車重が増えるので注意したいところです!

デッドニンをゴリ押ししてくるクルマ屋(カスタムショップ)さんも少なからずあるみたいですが、おそらく重さのことなんか教えてくれないと思います。

ガチガチにデッドニングするとなると、キャラバン、ハイエースで30kgほど車重が増すこともあり得ると思いますので、重くなるというデメリットとデッドニングの効果を天秤にかけ、よ~く考えてから判断することをお勧めします!ショップに任せるとなると工賃も馬鹿にならないはずです。

車重と燃費

一般的に車重が1kg重くなると燃費悪化率は0.05%といわれています。

もちろんエンジンや車種、環境により数値は異なるとは思いますが、仮にこの数値を使って今回の増量分で計算してみると以下のような結果になります。

20kg×0.05%=1%燃費悪化

普段の燃費がリッター10kmだとすれば、燃費がリッター9.9kmになるということになります。距離で100km走行したとき、20kg重いほうは99kmしか走れません。

自分の車はディーゼル(YD25DDTi)エンジンなので実際には燃費悪化率は0.05%よりも低いと思いますので、大した燃費悪化には繋がらないとは思いますが、デッドニングしたことで重量は確実に増えてますので、少なからず影響はあるはずです。

なので、闇雲にデッドニング、防音すれば良いってことでもなさそうです。

NV350キャラバンの内張りなどを分解していると、防音や制振処理が甘いと感じますが、メーカーはそれらと燃費などを考慮したトータルバランスで車を作っているんだな~と、思った今日この頃です。

因みにですが、制振材貼りまくりの車は板金修理するとき結構ウザイらしいです!←※板金屋さん談

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